群馬の夏は、暑い。
個人的には東京の「もあんっ」としたビル風より耐えられる暑さだとは思うけど
それでも、暑いという事実に変わりはない。
庭の手入れは、早朝の30分だけと決めているから
草の成長には追いつかないいし
庭木の枝は鬱蒼としてくるけれど
昼間、庭に放される犬たちにとっては
灼熱の日差しから守られ、居心地はよさそうだ。
ま、そういうことにしておこう。
群馬の夏は、暑い。
個人的には東京の「もあんっ」としたビル風より耐えられる暑さだとは思うけど
それでも、暑いという事実に変わりはない。
庭の手入れは、早朝の30分だけと決めているから
草の成長には追いつかないいし
庭木の枝は鬱蒼としてくるけれど
昼間、庭に放される犬たちにとっては
灼熱の日差しから守られ、居心地はよさそうだ。
ま、そういうことにしておこう。
2018/7/7
夫と次男が不在のため、週末は長男とふたり。
朝食を食べながら、冗談半分で「夕飯は喜多方にラーメンでも食べに行くか」と言ったところ
速攻で「行く、行く!」と返事が返ってきた。
思いたったら即行動…親譲りですか(笑)
午後2時、自宅を出発。
長男の運転で、下道をひた走る。
鬼怒川温泉の先から山深くなり
護岸工事のない自然に蛇行する川。落葉樹に覆われた幾重にも重なる山々。
紅葉の時期にも訪れてみたいものだ。
長男の運転は随分と上達していて、助手席で安心していられた。
学校で面白かったという講義の話に耳を傾けながら
これからの進路についても話したが
お前はやっぱり学ぶことが好きなんだと思うよと伝えた。
学生時代、軽自動車にカセットコンロとヤカンに布団を積み込んで
写真を撮りに行ったことが懐かしく思い出された。
今日のノリは、まさにそんな感じ。
長男は前夜も友人たちと雨の降る中、水上までドライブに出かけており
青春だね~と、有り余る体力を羨ましく思う。
後は助手席に乗せるのが母ではなく、そろそろ彼女でもとは思うけど。
喜多方に近づいて、ラーメン屋を検索したら6時閉店の店が多く焦ったが
大正時代の蔵を改装した「塩川屋」に7時すぎに入店できた。
私は蜆ベースの潮ラーメン。長男は熟成しょうゆラーメンを注文。
これが絶品!うまうま(*´ω`*)
店を出るときに、30分ほどこのまま駐車させてほしいとお願いをして
喜多方の街をカメラ片手にふらふら。
夫から一眼レフを借りて、ウキウキと撮る長男のうしろを
少し距離を置きつつ写真を撮りながらついていった。
以下、長男の写真。
最後の写真は、ほぼ同じ場所で私も撮影したが
彼の方が、いいタイミングで撮れていた。
帰りは、さすがに高速を利用。
途中から運転を代わったが、長男は助手席で爆睡。
今日の日は
10年、20年経っても「あの日、喜多方までラーメン食べに行ったよね」って
話題にするような気がする。
そんな思い出ができてよかった。
2018/6/24
昨秋に谷川連峰馬蹄形の白毛門を訪れた時から、その先に足をのばしてみたいと思っていた。
まずは、土合橋の登山口から白毛門まで急登を一気に登り上げる。
もう一方の朝靄に浮かぶは上州武尊。
鮮やかなベニサラサドウダン(紅更紗満天星)が、あちらこちらで満開に。
ここのシャクナゲ(石楠花)は、咲き始めたところかな。
さぁ、ここからが今日の本番。まずは、手前の笠ヶ岳。
次に向かうは、朝日岳…この時点で、私は大きなミスを犯していた。
一番高く見えるピークが朝日岳…では、なかった。
これは、1934m大烏帽子!
え?嘘でしょ?
(これは、ウソの雄(笑)。 やっと、撮れた!)
実は昨秋の白毛門で見た時から思い込んでしまい、この偽ピークに完全に騙されていた。(ま、自分が悪いのだけれど…) 実際の朝日岳は、こちら。1945.2m。
しかし、この勘違いが精神的に与えた影響は大きく朝日岳が遥か彼方に見え、もう辿り着ける気がしなくなってしまった。10時30分まで向かおうと決めて進むも、何だか足取りが重い( ;∀;)
せめて、あの子に会いたい…もう、その一心あるのみ。
いた!ホソバヒナウスユキソウ(細葉雛薄雪草)。
一気にテンション上がって、元気復活(´▽`*)
朝日岳に向かうにつれ、その数は増し…山頂直下は満開の大群落。
あきらめずに、来てよかった~ ♪
こちら初見のムシトリスミレ(虫取菫)。食虫植物。
この先を行くときは、馬蹄形を回る時かな…
朝日岳から歩いてきた道を振り返る。
今回、日帰りの山歩きでは自己最長トレイル…来たからには、戻らなければ!
来るときは先に進むことが優先だったので、戻りながら撮影。
ツマトリソウ(端取草)。
アカモノ(赤物)。
フデリンドウ(筆竜胆)。
<メモ>
フデリンドウは雌しべが成熟して雄しべより長くなり、先端が2つに割れる状態になる。
笠ヶ岳に戻った後は、行程も長くなるので写真撮影は止めて下山に集中。というのも、急斜面な上にザレあり、ぬかるみあり、落葉ありの滑る要素満載。
土合橋の駐車場に辿り着いた時には、ぐったり…
いつか馬蹄形を回ってみたいけれど、それまでに身につけなければならない技術も体力も、まだまだだと思い知る山行となった。
<今日のルート>
前橋3:00~土合橋駐車場(WCなし)4:40/4:50~松ノ木沢の頭6:54/7:00~白毛門7:55~笠ヶ岳8:58/9:09~朝日岳10:27/10:40~笠ヶ岳12:02/12:16~白毛門13:05~駐車場15:40
<備忘録>
昨秋に比べ、暑さが影響してか歩行ペースが遅くなった。
下山時刻が予定より40分オーバー。出発時間を4時にするべきだった。
職場からの帰り道。
ただ空がすごいっていうより
何だか空気そのものが不思議な夕暮れ。
2018/6/14
出掛ける前に40%OFFで購入したテントシューズは優秀だった。
家族でテン泊していた頃、暑がりな男3人に対し私だけ夏場でも足が冷えてなかなか寝付けない…そんな記憶から「もう、そんなに寒くないよぉ」と笑われながら購入したが、おかげで眠りすぎるほど熟睡できた。
アタックザックとカメラバックを持って水場に行くと、同じくテン泊していた男性と一緒になった。
聞くところによると学生時代は山岳部で、もともと東京勤めをしていたが40代で長野の中古別荘に移りガイドなどしているという。帰路に予定している白砂新道の残雪状況など教えてもらい夏沢峠への道を途中まで話しながら一緒に歩いた。そして、ゴゼンタチバナ(御前橘)を撮影するので別れた。
空気は清々しく、今日という日を期待させてくれる。
散りばめられた星のように咲くミツバオウレン(三葉黄蓮)。
咲き始めたコケモモ(苔桃)。
<メモ>
酷似種:コメバツガザクラの花は壺型。コケモモは鐘型。
桜もまだ咲いていた。
日本人のDNAがそうさせるのか…桜は眺めるとホッとする。
夏沢峠へ出ると一気に視界が開け、眼下に雲海!
再び、朝光が差し込む森の中へ…。
まさに八ヶ岳 ♪
山行計画中に箕冠山って何と読むんだろうと、あれこれ考えていた。
道標で「みかぶりやま」と確認。こういうクイズっぽいことをしては、密かに楽しんでいる。
そして、目の前に姿を現すは根石岳。
デジャヴ?
至仏山でもやってしまった逆光の君。種類の判別、またもや叶わず('_')
根石岳からアルプスの山々。
そして向かう先には、本日最終ポイント西天狗岳。
鞍部から見上げる両天狗。
ブーケ状に咲くイワベンケイ(岩弁慶)。
高山植物の花には、美しさと逞しさ。
イワウメ(岩梅)。
東天狗で行動食を摂って、いざ西天狗へ。
顧みれば硫黄岳・赤岳・権現岳か。
西天狗からの眺めも良かったのだが、アルプスの山々に雲がかかり写真は撮らず。
山頂の平場から僅かに下ったところに、まるで設けられたベンチのような岩があり、しばらくのんびり。
西天狗からの戻り。見上げるは、東天狗。
下りは、白砂新道で。
思った以上に障害物が多い急勾配。アタックザックぐらいなら問題ないが、重い荷を担いでは夏沢峠を歩く方がいいと思った。
しかしながら、この荒涼たる景色。
なかなか、なかなか…好きかも。
お、ここにも桜 ♪
植物はつよいなぁ…
最後は静かなモフモフの苔に癒されテン場へ。
梅雨の中休み…大満足な山行だった。
出会いと家族に…感謝、感謝。
<今日のルート>
本沢温泉(テン場)5:15~夏沢峠6:23~箕冠山7:02~根石岳7:18/7:28~白砂新道分岐7:38~東天狗8:05/8:10~西天狗8:30/8:50~東天狗9:02/9:17~白砂新道分岐9:35~白砂新道~本沢温泉(昼食・テント撤収)10:45/12:33~ゲート13:23~駐車場14:00
<備忘録>
※装備+カメラ 18.5kg(目標15kg)
・食料…無印良品のハーフサイズのレトルトでも、やはり重くなる。
フランスパンは軽くてよかった。小分けの商品があればなおよい。
・行動食…羊羹は重い。量も持ちすぎ。
・衣服…テント内で着るフリースパンツはかさばる。
ダウンパンツの下は、ウールのアンダーウェアがいいかも。
・ウェットティッシュなど…新しいものばかり持つと、かなり重さに影響。
・カメラ…予備のSDカードを忘れた。
次回のテン泊までに装備マイナス1kg と筋トレ!