赤城のふもとから山歩き

赤城のふもとに居をかまえ、山や花や家族のこと。

谷川連峰

谷川主脈 オジカ沢ノ頭の先まで

2022/7/24 白毛門の沢登りを前日にキャンセルしなければならなくなったけれど すっかり気分は山モード。 主脈の途中まで足を延ばそうと、朝4時半に谷川岳の西黒尾根に取りついた。 クルマユリ。 ガスで景色は真っ白だけど、こんな日は花たちの色が鮮やかだ…

谷川本谷から赤谷川本谷

2021/8/21~8/22 谷川本谷を経て百名谷にも選ばれる赤谷川本谷へ… 秘境と呼ぶにふさわしい美しい渓谷。別天地だった。 しかし、そこに挑む者として私はふさわしくなかったのかもしれない。 赤谷川を写真に収めることはできなかった。 22時を回った下山口で、…

東黒沢を経てウツボギ沢から白毛門へ

2021/6/13 たま兄から再び沢歩きのお誘い 。 東黒沢は優しいスラブが楽しめるという…そりゃ、行くしかないでしょ ♪ 本日もよろしくお願いします! 見上げると、谷川岳。 透明度が高くて ジャバジャバ ジャバジャバ 初っ端から楽しい。 獅子ヶ鼻の雪山以来お…

谷川主脈縦走

2020/8/9~8/10 去年の馬蹄形縦走を終えて次は主脈と思っていたものの 今年は無理じゃないかと思っていた。 アヤちゃんと話をしているうちに カマボコ避難小屋に一緒に泊まろうかと盛り上がり あれよあれよと計画は練りあがり 気がつけば実行に移していた。 …

谷川連峰 Retry成功! 雪の平標山

2020/1/30 昨シーズン、単独松手山経由で攻めて途中撤退となった平標山へ 北関東わんぱくトリオ揃い踏みでRetry! 前回の撤退を受けて、伊勢崎にある山とスキーの専門店で教わった冬季ルート ヤカイ沢ルートは積雪量が少ない… 山ノ家経由の夏季ルートを勧め…

谷川連峰 紅葉の大源太山

2019/11/2 この夏、谷川馬蹄形を歩いた時に見た新潟との県境にまたがる大源太山。 上越のマッターホルンの異名を持つその姿が忘れられず 秋色のトンネルを抜けてその鋭峰を目指した。 沢を渡渉し、急登を登り上げ 痩せ尾根と岩場を慎重に歩き辿り着いた大源…

谷川連峰 馬蹄形を歩く  2日目

2019/7/29~7/30 就寝前に見上げた夜空は、満天の星だった。 明日はいい天気になるぞ、山岳連盟の人が太鼓判を押してくれた。 午前3時に起き、朝食と荷造りを終えて外に出ると 空がぽわんっと赤みをさしていた。 上空の藍色に、三日月が浮かぶ。 避難小屋の…

谷川連峰 馬蹄形を歩く  1日目

2019/7/29~7/30 5年前、本格的に山歩きを再始動して いつか、いつか歩きたいと思い続けた谷川馬蹄形。 白毛門ピストン、朝日岳ピストンと徐々に距離を延ばし 反対側の谷川からは、茂倉岳まで縦走し いよいよこの両端を結ぶ時が来たのだ。 うっすらと起きだ…

花の稜線歩き 平標・仙ノ倉山

2019/7/7 3年前の秋に同じルートを辿って平標山まで歩いた。 風が強かった上に、その頃はまだ自分の体力にも自信がなくて 平標から仙ノ倉山へ続く道をいつか自分もと思いながら 人々が歩いていくのを見送った。 いくつかの理由で延期している谷川馬蹄形に向…

紺碧の空に純白の谷川岳

2019/2/22 この冬に予定していた雪山はどこも雪が少ないようなので 今シーズン2度目の谷川岳へ。 走らせる車の窓から澄み渡る空にクリアに浮かぶ谷川岳の姿を確認する。 今日は、どうか登頂するまで…そんな期待に胸を躍らせた。 紺碧とは、こんな空の色なの…

雪の谷川岳

2019/1/13 鳳凰三山で知り合った女性と約束の再会を果たした。 目指すは、雪の谷川岳。 降り立った天神平からは、美しく雄大な白毛門。 あの山にも、いつか雪の季節に訪れたい。 残念ながら、谷川岳山頂は雲がくれ。 谷川岳には何度も訪れているが、雪の季節…

雪の平標山

2018/12/16 雪山初めに新潟と群馬の県境にある平標山へ。 暖冬でスキー場も雪不足だとニュースでは言っていたけれど ここ数日の寒気到来で、すっかり雪景色。 予定では平標山ピストン。 パウダースノーは一歩踏み込むたびに膝まで埋まって この稜線では、腰…

西黒尾根より谷川岳~茂倉岳縦走 

2018/8/30 学生の頃から谷川岳には何度となく訪れているが、ロープウェイを使わずに西黒尾根から登ってみたいという思いが年々フツフツと湧いていた。 今年こそチャレンジしようと計画中、もう一つの思いが湧きおこる… オキノ耳の先を歩いてみたい! という…

谷川連峰 白毛門~笠ヶ岳~朝日岳

2018/6/24 昨秋に谷川連峰馬蹄形の白毛門を訪れた時から、その先に足をのばしてみたいと思っていた。 まずは、土合橋の登山口から白毛門まで急登を一気に登り上げる。 白毛門山頂からは、美しい谷川岳。 もう一方の朝靄に浮かぶは上州武尊。 鮮やかなベニサ…

谷川岳 雪上訓練 2018

群馬県山岳連盟個人会員の交流登山で、雪上訓練。 去年も受講したが、大変勉強になったので今年も再度参加した。 指導センターを出発して、旧道を歩く。 雪解けが去年より早く、所々で雪崩の跡。 若木が多い斜面は頻繁に雪崩が起きている場所で、大木がある…

錦秋の白毛門

絶句する景色を、久しぶりに見た気がする。 それは、ドラマティックな演出も影響していたのだろう。 山を歩く人ならば、谷川の馬蹄形を一度は耳にしたことがあるのではないだろうか。 その馬蹄形の入口と出口、谷川岳と共にその一角を担う白毛門。 谷川岳の…

三国峠から歩く稲包山

以前から気になっていた稲包山には主に苗場の三国スキー場跡から入るコースと、四万温泉側から入るコース、そしてこの三国峠から入るコースがある。この時期ヒルが大量発生するという四万温泉側からは避け、新潟と群馬の県境であり分水嶺でもある本コースを…

谷川岳 マチガ沢で雪上技術を学ぶ

自分で情報を収集したり、技術をひとつひとつ身に着けていくことは好きだ。しかし、もうひとつスキルアップするには、そろそろ手詰まり感があった。特に雪山については、やればやるほど机上だけではダメだと結論に至る。そこで、群馬県山岳連盟の個人会員と…

谷川連峰 錦秋の平標山を歩く

天候不良と体調不良で、しばらく山に行けなかった。 久しぶりに青空が広がると天気予報士のはずんだ声が聞こえてくる。 澄んだ秋空が広がる平標山登山口の駐車場に下りると、冷たい空気が体を包んだ。 長袖Tシャツだけでは少し肌寒いが、歩き出せば丁度良く…

台風一過、大展望広がる谷川岳

これでもかというほど次々に襲来した台風も、どうやらやっと一息。台風一過の青空が見たくて、友人を誘って谷川岳へ向かう。 天神平から見上げた山頂は雲の中。予報では、山頂の天気は昼頃から良くなるという。流れは速いが、西にはまだかなりの雲が残ってい…

谷川連峰西端のキスゲ咲く三国山

友人とキスゲの群落が見られるという三国山へ。 登山道脇にはシモツケが咲き乱れ、まるでイングリッシュガーデンのようだ。 キスゲも満開で、丘を黄色に染め上げている。薄紫色のギボウシとの競演も美しい。 クガイソウは 咲き待ち。 白や水色のヤマアジサイ…