赤城のふもとから山歩き

赤城のふもとに居をかまえ、山や花や家族のこと。

赤城 黒檜山 単独行

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朝4時に起床すると風がまだ強かった。夫と長男のお弁当を作りながら、出発の時間を見計らう…山頂はさらに風が強いだろう。

予定より1時間遅らせ、起き始めた街を抜け出し赤城へと車を走らせた。風はやや落ち着き始めていたが、山頂には雲がかかっている。

駐車場から見上げると、雲が山を駆け上がっていた…大丈夫、山頂に着くころには晴れるはずだ。

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猫岩から見下ろすと、朝の光に大沼のほとりが金色に輝いて見える。

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風が冷たい。秋から冬へ…ゆっくりと季節は移ろい始めていた。朝の光が森に差し込んで、散り遅れた紅葉や朝露を含んだ苔を照らし出す。

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山頂は晴れわたっていた。遥か先の山々を常連登山者の説明に耳を傾けながら見渡す。あの頂にいつか立てるだろうか…来シーズンに思いを馳せた。

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