赤城のふもとから山歩き

赤城のふもとに居をかまえ、山や花や家族のこと。

ITREKツアー”バンダイクワガタを愛でる磐梯山”

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JR前橋駅、午前5時。ぱらぱらと小雨が降りだした。恨めしそうに空を見上げて、ジャンボタクシーに乗り込む。

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前日に確認した前線を思い浮かべ、前橋よりいくらか天気がいいはずだと何度も言い聞かせる。シートに身を沈め、目を閉じた。

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東北に向かうにしたがって、空が明るくなってくる。やがて日が差し始め、青空も。

しかしながら、会津の宝「磐梯山」山頂は未だ雲の中。

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美しいブナの森を抜け、中の湯跡を過ぎてひと登りすれば、美しい桧原湖が見下ろせる。噴火にによってできた湖が点在し、風景を表情豊かにしていた。

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ウラジロヨウラクの花が雨露を受け、みずみずしい。

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気になる花を見つけては道草をしてしまう私だが、ITREKのツアーは懐深くゆったりと山歩きを楽しませてくれる。

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今日のツアーの参加者は3人。そして、ガイドさん1人。互いを気にかけながら山頂を目指すうちに、不思議な一体感が生まれてくる。一緒に花の名前を思い出したり、風景の美しさを共感したり…単独行にはない別の魅力を感じることができる。

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山頂に着くと、雲のカーテンがすぅっと開けられた。思わず、感嘆の声がもれる。

そして…

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足元には、バンダイクワガタ…

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弘法清水小屋の湧水は冷たく甘露でとても美味しい。シンプルなことが山では特別になる。

初夏の緑に囲まれて佇む小屋もどこか懐かしくかわいらしい。

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清水小屋からお花畑に向かって下山する。

諦めていた風景と数々の花々に出迎えを受けた。

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母が亡くなってから受け取ったITREKの案内を、しばらく眺めてそっと伏せた私に、夫が「行っておいでよ」と優しく声をかけてくれた

母も「自分の事も大事にしなさい」と、子供のことを一人で抱え込みがちな私を気遣ってくれていた。

後悔のない人生へ、今日が新たな一歩なのかもしれない。

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帰宅した私に「どうだった?」と口々に声を掛けてくれる家族…簡単に用意したつまみで穏やかに微笑みながら晩酌をする夫。

今日は本当に楽しかった。出会えた人々、家族に…心より感謝。

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<今日のルート>

前橋駅5:10(ジャンボタクシー2席を1人で使用)~猫魔八方台登山口9:18~中の湯跡9:55~磐梯山山頂12:10/12:30~弘法清水小屋13:10/13:20~お花畑~中の湯跡~猫魔ハ方台登山口15:20~(タクシーで移動)裏磐梯温泉 香の湯入浴~ららん藤岡20:00

大手旅行会社で大隊列を作って山歩きすることが苦手な方に、㈱ITREKさんはお薦めのツアー会社です。

wrs.search.yahoo.co.jp