赤城のふもとから山歩き

赤城のふもとに居をかまえ、山や花や家族のこと。

尾瀬 花咲く至仏山 <前編>

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群馬に住んで27年。尾瀬ヶ原には何度訪れたのかわからないほどなのに、至仏山には一度も登ったことがなかった。7月1日に山開きを迎え、台風一過の青空を期待して出かけてみた。

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ズダヤクシュ(喘息薬種:「ズダ」とは長野地方の方言で喘息のこと。その薬草という意味。)

 

鳩待峠で乗合タクシーから降りると少しひんやりとしたが、長袖シャツ1枚でも寒いと感じるほどではなかった。見慣れた「尾瀬」の看板前を歩きだす。

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至仏山東面登山道は植生保護と利用者の安全確保のため上り専用となっているので、まずは山の鼻へ向かう。

昨夜も雨が降っていた。雨露に朝の光が差し込み、植物が瑞々しく輝いて見えた。

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タカネアオヤギソウ(高嶺青柳草)

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まるで線香花火のような可憐な姿のカラマツソウ(唐松草)。

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ウワミズザクラ(上溝桜)は満開になるとブラシのようになるという。このくらいの咲き具合が可愛らしくて好き…かな。

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秋には赤い実をつけ、葉も美しく赤く染まるというツリバナ(吊花)。  

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まさかの山の鼻公衆トイレ脇に咲いてたノビネチドリ(延根千鳥)…尾瀬ではハクサンチドリよりも数が少ないそうだ。

至仏山にはトイレがないので、ここが最後のトイレとなる。

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オオナルコユリ(大鳴子百合)

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予定より早く鳩待峠に到着できたので、ワタスゲ(綿菅)の咲く原のほうまで少し足をのばしてみた。 

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湿原の周りを縁取るように咲く白い花はズミ(桷・酸実)。ズミは花の付き方に当たり年と外れ年があるというが、今年はどうやら当たり年のようだ。

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山の鼻から至仏山登山口に向かう木道の周りには、タテヤマリンドウ(立山竜胆)があちらこちらに空の青さを受けるように咲いていた。 

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タテヤマリンドウに交じって、ピンク色の可愛らしい姿がチラホラ…ヒメシャクナゲ(姫石楠花)だ。 

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ミツガシワ(三柏・三槲)

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クモイイカリソウ(雲居碇草)は花期が比較的早いというが、今年は雪が多かった影響なのか、登山道脇で時折見ることができた。

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花言葉、わたしの心の光…ナツトウダイ(夏灯台)。

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ミヤマキンバイ(深山金梅)。

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今日はチングルマ(稚児車)が、水先案内をするかのように行く先々で群生して咲いていた。 

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手前左の花のように花弁が5枚以上あると「大」じゃないから違うのか?と、いつもちょっとしたパニックになるダイモンジソウ(大文字草)。 

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山の鼻から3分の2ほど上がって来たところで、それまで雲がかかっていた燧ケ岳の山頂が姿を現した。来月のハテナのオフ会に参加する時には、あちら側から尾瀬ヶ原越しの至仏山を見たいと思う。

 

 

オフ会の詳細はこちらから…

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この山歩きは種類も様々に、たくさんの花に出会えた。で、気が付けば膨大な数の写真を撮っていた(汗)。何とか選別したものの、それでもなかなかの枚数になってしまったので、2部構成。よろしければ、後編もおつきあい下さいませ。