赤城のふもとから山歩き

赤城のふもとに居をかまえ、山や花や家族のこと。

晩秋の小野子三山を縦走する

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伊香保温泉の石段から真正面に見える小野子三山。まさに「山」の漢字の象形文字のような山容だ。 

右から小野子山、中ノ岳、十二ヶ岳と連なっている。 

f:id:JKazy:20171117192122g:plain計画当初は雨乞山から三山を回り林道へ下って駐車場に戻る予定だったが、午後に仕事が入ってしまったので計画変更。高山村の県立ぐんま天文台側にある登山口からピストンすることに。

すでに日の出の時刻は6時台。山道が明るくなる7時に出発した。

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小野子山頂。

煙がたなびき静かに街が起きだす様子は、いつ見てもいいものだ。

もう一方に目をやれば、澄んだ空に浅間山 

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小野子山から中ノ岳の鞍部へ一気に下る。

帰りは、これを登るんだなぁ…と苦笑いしながら下る、下る。ひたすら下る。

そして、すぐに中ノ岳を登るのだ。

中ノ岳は、あまり眺望がよくない。さらりと通過して、また下る(笑) 


三つ目となる十二ヶ岳へは直登の男坂と巻道の女坂があるが、ここまで来たら男坂!とガツガツと登りつめた。

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360度の眺望!

前回訪れた時も独り占めだったが、今日も私ひとり、この景色を堪能せり。

この寒気で雪が降ったのか上州武尊山も、すっかり冬装束。

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榛名山古墳時代に大噴火した。

この噴火で犠牲となった鎧を着たままの人骨が近年発見され、地元紙で話題となった。その時代、榛名山麓では馬の牧場があり、すでに人々が生活していたのだ。

珈琲を淹れ、 古人もこの景色を見たのではないか…今よりもっと近かった海岸線に、霞を見立てて想像してみる。

タイムスリップしたかのようだ… 

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午後の仕事に出る前に、さすがに着替えはしなくちゃね…

我に返って、来た道を戻った。

そう、ピストンだから帰りも下って下って、登って登って(笑)

最後の小野子山から下山し始める前に振り返ってみると、今朝は雪雲に隠れていた谷川山系が美しく光って見えた。

 

 

 

 

<今日のルート>

小野子山登山口6:50/6:55~小野子山8:07~分岐8:30~中ノ岳8:52~分岐9:05~男坂~十二ヶ岳9:23/9:45~男坂~分岐10:02~中ノ岳10:22~分岐10:43~小野子山11:10~登山口12:00 

 

 

 

十二ヶ岳登山口から十二ヶ岳に登った時の記事はこちら…

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