赤城のふもとから山歩き

赤城のふもとに居をかまえ、山や花や家族のこと。

鼻曲山で地図読み

 

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山岳連盟個人会員の交流登山。先日の行われた机上の勉強会「地図読みの基礎」の実地練訓練として、鼻曲山で開催された。

二度上峠を挟んで浅間隠山と向き合う山だ。

鼻曲山への登山口にもなる二度上峠からは、まだ芽吹きのパステルカラーに彩られた浅間山が美しい全容を現していた。

 

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ショウジョウバカマ(猩々袴)

 

峠から氷妻山、鼻曲山へといくつかの小さなピークとコルをつなぎながら稜線上を歩くコースを、時折地図に照らし合わせたり、先のコースを地図から想定したり。

もともと地図読みをしながら歩くのは好きだ。お題を出されると、わくわくする。

今は便利なGPSもある。実際、自分も何を取り入れるべきか検討中だ。

しかし、万が一を考えれば紙ベースは伏線として必要だし、何より楽しい。

(アナログ人間でヤマップの地図の読み込み方が今一つ理解できないという理由もあるのだけれど)

 

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春霞で、頂上からの景色はボンヤリ。微かに八ヶ岳妙義山

行きたい山域が似ていて仲良くなった女性とベテラン陣からいろいろ山の情報を仕入れたり、楽しいランチタイムを山頂で過ごせた。

 

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ヘビイチゴ(蛇苺)

 

集合場所の「はまゆう山荘」では山桜が満開だったが、山ではあまり花には出会えず。しかし、8月頃にはレンゲショウマの大群落が見られると聞き、それは一度見に来なくては!と思った。

 

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ネコヤナギ(猫柳)

 

ネコヤナギといえば、銀色のモフモフしたものをイメージしていたので、撮影した時はこれがネコヤナギとは思わなかった。

銀色の部分は花穂(かすい)。漢字から稲の穂をイメージすればわかりやすい。黄色い部分は花が咲いた雄しべ。銀色の状態は蕾、黄色いネコヤナギの正体は、花が咲いた状態…て、いうことなのかな?たぶん。

 

 

 

 

 

 

 

<今日のルート>

二度上峠~氷妻山~反曲山~氷妻山~二度上峠

講習会のため、タイム計測せず。