赤城のふもとから山歩き

赤城のふもとに居をかまえ、山や花や家族のこと。

赤城 地蔵岳から覚満淵を歩く

 

2018/7/14 

 

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家族も各々の用事で午前中は留守だというので、久しぶりに赤城の地蔵岳へ。

すっかり、夏模様。

 

大洞から一気に登り上げ、見晴らしはいいが日差しも強い地蔵岳山頂はさくっと通過し、八丁峠、鳥居峠、覚満淵へゆるゆると下りながら自然観察。

  

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お馴染みの鉄塔上空も夏らしい色。

 

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タツナミソウ(立浪草)。

 

地蔵岳から八丁峠へ下りていく道端には、例年であればタマガワホトトギスなどの花が見られるのだが、今日は残念ながら見つけられず。

 

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辛うじて見つけたウスユキソウ(薄雪草)に、ミツバチが…花が重いって言ってるよ、たぶん。

今日は、花と虫をお題にすることにしよう…

 

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シモツケ(下野)とアキアカネ

 

<メモ>

花が似ているシモツケソウは草本類(シモツケは落葉小低木)で、葉がカエデ状に裂けている。キョウガノコは、シモツケソウの栽培種。

 

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長七郎山へは向かわず、小沼平を抜けて鳥居峠に向かった。

もうすぐ鳥居峠というところで、熊笹にとまる美しい柄の蝶。

 

次男が幼い頃によく見ていた学研の図鑑をひっぱり出して調べてみたが、ヤマキマダラヒカゲ…かな?

 

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覚満淵も花は少なめ…ちょっと残念。

 

クガイソウ(九蓋草)にとまるは、セセリチョウの仲間かと…

クガイソウの紫は、涼しげで美しい。

 

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キスゲ(黄萓)とヒメキマダラセセリ

 

覚満淵のキスゲは、鹿の食害でめっきり個体数が減ってしまったそうだ。

 

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ケナツノタムラソウ(毛夏田村草)とヒメキマダラセセリ

 

この花は手持ちの図鑑ではわからずシソ科の植物だろうとあたりをつけ、ネットで検索。

最初ヤマハッカ、ヒキオコシ、アキノタムラソウのいずれかかと思ったが、何となく違う…

もう、お手上げ!ということで、「教えてgoo」なるもので聞いたところ判明。ありがたい。

 

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山の上で夏をすごすアキアカネ

秋には赤くなって平地に戻るそうだ。

 

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チダケサシ(乳茸刺)ではないかと…。 

長い花茎にチタケ(乳茸)と呼ばれるキノコを刺して持ち帰ったことが名前の由来とあり、そのチタケを「おいしいキノコなんだよ」と話していた亡き父のことを思い出した。

 

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ヤマオダマキ(山苧環)。

 

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オカトラノオ(丘虎尾)。

 

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ケナツノタムラソウ(毛夏田村草)とスジグロシロチョウ

 森の中でひらひらと舞うシロチョウの姿は美しく、まるで妖精のようだ。

 

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さて、おなかをすかせた息子たちが帰ってくる。

「群れ馬うどん しんか家」さんで、冷やしたぬきを買って帰ろう ♪

 

 

 

 

 

 

<今日のルート> 

 

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※このルートの反対回りは結構大変。おすすめしません。 

※ヤマップのデータをスクリーンショットして添付しました。

できれば地図をスクロールできるように、そのままヤマップのデータを添付したいのですが、方法を御存知の方、よろしければ教えて下さいm(__)m

というのも、CASIO PRO TREK Smart WSD-F20を購入してしまったので、ヤマップを使えるようにしなくては…え、そこから?って感じですが('◇')ゞ 

私があきらめて時計を投げ出すのを夫が虎視眈々と狙っているので、頑張らねば!