赤城のふもとから山歩き

赤城のふもとに居をかまえ、山や花や家族のこと。

奥秩父 荒川水系中津川大若沢

2024/6/10

 

 

 

 

 

 

 

 

沢登り講習会の会場選びが降り出しに戻り

ふと昨シーズン、計画したもののアプローチが通行止めで中止になった

大若沢を思い出して、トモゾウさんに提案してみた。

確か、沢沿いに散策路があって高巻きや下山が楽だったはず…

トモゾウさんから「行ってみるかぁ」と承諾が得られたが

まさかの橋倉川本谷の翌日…2日連続の沢(^^ゞ

 

グレード1級…いやいや、そんなはずはないでしょ。

滝の縁をへつって、最後に水線状の平らな石に乗り込んだところで、ツルっ!

ウォータースライダーにて滝下へ。

2回目。

同じ場所で、ツルっ!

ウォータースライダーにて滝下へ。

デジャブ?

確保してもらい、3度目の正直でようやく上がれる(笑)

 

結果、トモゾウさんはまったく濡れていないのに

私は、全身ずぶぬれ。

おまけにカメラは水滴まみれ。フィルターのごとく。

 

下山時にも脱いだ沢靴やらスパッツが入った袋を

おむすびころりん状態で沢に落とし、見失い、青ざめ…

その後、トモゾウさんによって発見され回収。

迷惑ばかりかけて、本当に申し訳ない(._.)

反省します⤵

 

いろいろハプニングもあったけれど

短いながらも、その中にぎゅっと楽しいことが詰まっていて

沢登り講習会の場所に無事、決定。

 

 

 

<今日のルート>

 

 

西上州 神流川水系 橋倉川本谷

2024/6/9

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

沢講習の下見第2段。

結果、講習会には不向きだと判断。次をあたることに。

 

しかしながら今シーズン、この沢は何としても行きたい1本だった。

とにかくスケールが、日本離れしていてデカい。

西上州一と称される圧倒的な美しさ。

 

そして、縦走で得た自信を見事なまでに打ち砕かれ、跳ね返される。

 

山に育てられるなら本望だ。

ずっと、まだまだな自分を見つめなおす

その相手が、山なら本望だ。

 

 

 

<今日のルート>

 

 

 

 

燕から蝶ヶ岳へ パノラマ銀座を歩く

2024/6/4~6/6

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この縦走はずっと何年も前から歩きたかった思い入れのあるルート。

でも、どこかでこれをテント泊で歩いたら少しは認めてもらえるのかなって

そんな思いがあった。

 

燕で小雨。

テントを打つ雨音を聞きながら本を読む。

H.D.ソロー著 森の生活 

読み始めて、この場にこれ以上ふさわしい読み物があっただろうかと思うほど

手元が暗くなるまで読みふけった。

何が本当に大切で 何が本当に必要なのか

本当は何がしたくて 何に向かっているのか

それまでどこか緊張して張りつめていた糸がふっと緩む。

誰かに認めてもらうための挑戦なんて、何の意味がある。

 

翌朝、とても穏やかな気持ちで私は縦走路に立っていた。

ここ数ヶ月、私なりに努力を重ねてきた。

テント泊装備の重さも負担に感じなかった。

歩きにリズムを感じるのはランニングの効果かもしれない。

岩場で無意識に良いホールドを探す。

明らかに今までとは違っていた。

山が応えてくれる。

私の努力は、そのためにあるべきだったのだ。

 

最終日。

蝶ヶ岳山頂から歩いてきたルートを振り返る。

スッキリと清々しい気持ちで上高地へ下った。

 

 

 

 

 

<今日のルート>

 

 

奥武蔵 荒川水系浦山川冠岩沢遡行

2024/5/17

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

山岳会の沢講習会に向けてトモゾウさんと下見。

結果、倒木による下流部の荒れが目立ち、候補地からは外れることになった。

しかしながら、3段8mの辺りからは倒木も減り

スダレ大滝25mはその大きさに圧倒されるほど。

沢によく行く者にとっては、これもまた記憶に残る楽しい沢の1本。

今シーズン、順調に3本目。

新調した沢靴を改良し、遡行の感覚も戻ってきた。

 

所属する山岳会は以前、沢登りが非常に盛んで有名だったと聞く。

せっかくの山岳会だ。

山岳会ならではの山行をと思う。

だから、沢の魅力を講習会で伝えられたらと思う。

いつもお世話になっているトモゾウさんのお手伝いを

心もとない助手ではあるが、がんばりたい。

 

 

<今日のルート>

 

 

 

袈裟丸弓ノ手沢遡行 完結編

2024/5/12

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3年連続の弓ノ手沢。

オススメの沢は?と聞かれると、必ずここを答えるほど私のお気に入り。

沢の本には載っていない知る人ぞ知る的な感じもいい。

前日、トモゾウさんから「明日はリードで歩きなよ」と指令が…

私:え?

トモゾウさん:ん?

私:おや?

トモゾウさん:?

私:が、が、がんばりまーす(;'∀')

トモゾウさん:勝手知ったるホームでしょ(^^)

確かに弓ノ手でやらなきゃ何処でする?ってことだけど

沢のリードって、山のリードより緊張する。

結局、右に左に渡りすぎて時間も体力も使いすぎ

最後はバテてリードを交代してもらった。

あらためて、いつもリードをしてくれているトモゾウさんに

敬意と感謝。

そして、パートナーと呼ぶには未熟な自分に

喝を入れる。

身体づくりも、クライミングも順調だと思っていた。

まだまだだ。

技術も知識も、まだまだだ。

 

ゴルジュは任せてと、まだ水が冷たいのに突破してくれて

ブルブル震える体にエマージェンシーシートをかけた。

ありがとう。

これ以上の弓ノ手遡行はないかもな。

 

 

<今日のルート>

 

 

 

jkazy.hateblo.jp

 

 

jkazy.hateblo.jp

 

 

 

 

赤城駒ケ岳南東尾根VRハイク

2024/5/6

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

GWの定番となりつつあるアカヤシオ咲く赤城駒ケ岳南東尾根VR

去年の私の山行報告で興味を持ってくださった山の会の方々と歩く。

ソロにはソロの良さがあるけれど

喘ぐような急登のキツさも

その先の御褒美のような景色も

それを誰かと分かち合い共感できる楽しさは

また、ひと味違った味わいとなる。

 

山の会に入会して、1年半がすぎた。

沢がやりたくて飛び込んだ世界だったけれど

ライミングの楽しさを知り

この人のザイルパートナーになりたいと思う人に出会い

名前すら知らなかった上越の雪山を熟知した尊敬すべき人に助けられ

そして、大好きな景色を分かち合える今日があった。

 

人付き合いが苦手な私だから

あちらこちらにぶつかって

苦しいこともたくさんあるけれど

もう、ここから逃げ出したいとは思わない。

大切な御縁。

大事にしていこう。

 

 

<今日のルート>

 

 

jkazy.hateblo.jp