赤城のふもとから山歩き

赤城のふもとに居をかまえ、山や花や家族のこと。

尾瀬 鳩待峠~山ノ鼻~ヨッピ橋~竜宮

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谷川を巌剛新道から登ろうと友人と計画していたが、台風の影響を考え急遽行き先を尾瀬へ変更した。平日だから道もすいている。

鳩待峠に降り立つと、風が思っていたより冷たかった。雲が澄んだ秋空をどんどん流れていく。

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山ノ鼻に向かう道は淡い黄色のグラデーションの森。立山や赤城とも違う。まるで、絵本の中を歩いている気分だ。

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楓や蔦が控えめに赤色を添える。やわらかい、やわらかい日差しに身をつつまれる。

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尾瀬ヶ原は草紅葉で一面覆われていた。雨が多かったからだろう…池塘が以前来た時よりも数も水も多いような気がする。

黄色に染まった湿原に空の色を映してキラキラ光る水面は、風景をより表情豊かに演出していた。

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ヒツジグサが風に波立つ水面をゆらゆら…のどかな景色を重い背負子の青年が黙々と歩いてゆく。

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なかなか頭を出さない燧ケ岳が、ほんの一瞬全容を見せた。

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竜宮でお昼を食べたら既に午後1時近くにもなっていた。美しい景色に後ろ髪を引かれながら早足で鳩待峠へ戻る。うっすらと汗ばんだ体を花豆ソフトが冷却する。

このソフト、うますぎる…