赤城のふもとから山歩き

赤城のふもとに居をかまえ、山や花や家族のこと。

二度上峠から登る浅間隠山

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目が覚めて、窓の外に目をやると快晴の空。まて、まて、台風はどこへ?

次男を合宿先である嬬恋に迎えに行く予定だが、午前中なら山に行けるのではないか?

あたふたと寝床から抜け出し、地図を広げる。

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浅間隠山なら少し余裕を持って登れそうだ。急いで登山計画を立て、友人達と海水浴の約束が中止になった長男を誘い、慌ただしく車を発進させた。

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登山口でキツリフネソウが群れて咲き、久しぶりの山歩きに心が躍る。自生するレンゲショウマも初めて見ることができた。

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「山頂からの浅間山をどーーーん」と期待していたが、雲で姿を隠している。しかし、キンミズヒキマツムシソウが咲き乱れ、急登の疲れを癒してくれた。

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時間の経過とともに雲が増える。他の登山者たちも期待の展望が見られず残念そうだ。しかし、次々とやってくる台風の合間をぬって今日登山できたことだけでも嬉しい。

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ワレモコウの姿に、秋の気配。

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いくら待っても浅間山は姿を現しそうにはない。下山しながら花の撮影をしようと、早々に頂上を後にした。

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地図の上では1本の登山道だが、実際には何度も道が分かれている。 分かれては合流し、また分かれては合流し…といった感じだ。正規のルートがどれなのか判別も難しい。

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特に「山と高原地図」の注意書きにあるように高倉山方面へ迷いこみやすい。私達も間違えそうになり、修正した。下山時には注意が必要だ。

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やはり山頂からの浅間山が見られなかったのは、心残りだ。もう少し空気の澄んだ秋にでも、また来てみよう。

<今日のルート>

二度上峠登山口9:25~尾根9:45~浅間隠山山頂10:36/10:55~二度上峠登山口12:04