赤城のふもとから山歩き

赤城のふもとに居をかまえ、山や花や家族のこと。

紅葉の妙義山 中間道を歩く

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上毛三山赤城山榛名山、そして、この妙義山

すっきりとした秋晴れの空のもと、友人と一緒に妙義神社を目指す。

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歴史を感じさせる黒と朱の社殿を際立たせるように、立派なモミジやイチョウの木々が鮮やかに色を添える。今年一番の紅葉に興奮しすぎたのか、中間道の登山口がなかなか見つけられず苦労した。

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奇岩の妙義山の山頂は、ロープワークに習熟した上級者向き。当然、私達には向かない。

一般コースとして整備された中間道を歩く。

紅葉はピークを迎えており、光を受け燃え立つ木々に心を奪われ、なかなか先に進めない。

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西上州特有の岩峰と紅葉の競演は、一見の価値がある。

今日は天気も紅葉も、 これ以上の日はないのではと思える山日和だった。

友人と「先を急いで通り過ぎるのはもったいない」とコース短縮も念頭に、景色を堪能することにした。 

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大砲岩入口でザックをデポして鎖場に。

相変わらずへっぴり腰の私。胎内くぐり手前の見晴の良いところまで行って、満足(笑)。

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聳え立つ岩壁の上級者コースを登る人がいると他の登山者が教えてくれたが、私には確認できず。

前日「妙義に行ってきます」と伝えた父に「妙義の岩は、谷川よりも難しい」と言われたが、そもそも私は後にも先にもこの岩を登ろうとは思わないだろう。

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ほんの少し鎖場を行っただけだが、見える景色は最高だった。眼下に広がる街並みの先に赤城山が見える。

去年同じ場所の大砲岩の上でジャンプした人が「おっと。」と少しバランスを崩した映像が思い出され、再度身震いをした。

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石門広場に近づくにつれ、塔のように立つ奇岩が目立ち始める。

「ツンとすればコロンとしそうだね」と笑い合った。 

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石門の中に見えるのは大砲岩。

離れて見れば、大砲岩の名のごとく。 

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妙義神社のあたりより、紅葉は終わりかけている。 

第一石門、第二石門はパスして公園管理事務所へ向かって下った。

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管理事務所でトイレを借りた。裏のデッキに出てみると見事に紅葉したモミジ。

その周辺は「さくらの里」という公園で、春は一面ピンク色に染まるそうだ。 

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最後の車道歩きで駐車場へ戻るなか、ひっそりと色づく紅葉を見つけた。

落ち着いた色合いに心を奪われる。この秋一番のお気に入り。

 

<今日のルート>

道の駅前の市営無料駐車場9:40~妙義神社(登山口を探したり、参拝したり)~中間道登山口10:15~第一見晴10:27/10:35~第二見晴10:55/11:00~タルワキ沢出合11:10~本読みの僧11:22~東屋11:42/12:15~大砲岩分岐13:08/13:30~石門広場13:40~石門入口14:00/14:10~車道歩き~一本杉(七曲峠)14:15~大人場14:40~金鶏橋14:48~車道歩き~駐車場15:15

神社本殿に向かう長い石階段を登りきったところにあるのが南門。それを左に進めば中間道登山口がある。本殿に参拝してから行くのであれば、左にある白木の門をくぐった場所に中間道登山口がある。