綺麗なおにぎり形をした戸神山。今回も山と高原地図や国土地理院の地図に登山道の記載がない山だが、群馬100名山にも選ばれ沼田市公式HP登山ガイドでも登山道を紹介している。合宿所に次男を送った後、GWの混雑を避け、のんびり歩ける里山を選んでみた。
発知ふれあい広場の駐車場に車を停め、観音寺脇の登山口を目指す。ただ、のっけから気になるものがありすぎて、なかなか山歩きが始まらない。
ぐんまちゃんが、お出迎え。
こんな可愛らしい戸神山の住人たちが、あちらこちらに隠れている。さて、いくつ見つけられるかな…
行ってきます。
花の主役は、スミレかな。
ヤマブキは戸神山に向かう車道脇の斜面一面に咲いていて、とても綺麗だった。
やわらかい芽吹きの頃に咲く野花は、可憐で清楚で可愛らしい。
センボンヤリ
ツツジは、まだまだこれからといった感じ。
山頂は360度の大パノラマ。残雪を抱く武尊山が綺麗だ。
赤城山は、前橋側から見る姿とまったく違う表情。
蝶たちは恋の季節。キアゲハ、シジミチョウなど、山頂ではたくさんの蝶が乱舞していた。
山頂から虚空蔵尊方面へ作業道を使って下り、本日の目的の一つ、露岩の急斜面で再び戸神山山頂を目指す。
住人発見!
どれも味わい深く、ほっこり。
なかなか上手く隠れている。
この蛇様もかな?
この住人は往きに気づかず、帰りで発見。
高王山へ向かう道を歩くのは、私ひとり…と思ったら、前をちょこまか飛び歩くものがいる。あっという間に隠れてしまった場所を望遠で狙ってみた。かくれんぼしているの、わかるかな?
ヤマネ(山鼠)
ヤマザクラって、好きな花だけど撮影するのは難しい。
やはり、少し遠目に若葉の緑と一緒がいいのかな。
高王山には登らなかった。熊情報の看板や猪が鼻面で地面を掘った跡を見て、熊除けの鈴だけでは心もとなくなりスマホで岡安芳明のジャズギターを流しながら下山した。
里ではリンゴやサクランボの花が満開だ。
ちょっと変わった鳥の鳴き声…キョロキョロと辺りを見回すと…
キセキレイ…たぶん(笑)
<今日のルート>
発知ふれあい広場駐車場10:00~観音寺10:20~戸神山山頂11:03/11:35~作業道を虚空蔵尊方面へ~分岐12:12~鉱山跡経由の道で再び戸神山山頂へ~山頂12:55~高王山方面へ~林道高王山線終点12:30~観音堂への分岐13:52~駐車場14:25
※高王山から下りてきて、観音堂への分岐手前に「西ノ入方面と戸神山方面」への分岐案内がある。西ノ入方面は道が荒れていて迷いやすい。