2019/1/20
今年もよろしくお願いしますと
赤城山へ新年の御挨拶。
今年は雪が少ないと毎年のように言っている気がする。
こうなると、この状況が常態化しているのではないかと思う。
赤城山で雪山遊びができなくなる日がくるのだろうか。
それは、困る。大変、困る。
数年前の大雪を思い出す。
あの年も暖冬で、2月中旬に2度続けて雪が降ったんだ。
あの時は子供たちが出場するスケートの大会で
長野から帰ってこられなくなり、本当に大変な思いをしたんだよね。
数日前に、地元紙である上毛新聞で
赤城の氷結した大沼に閉じ込められた水泡について書かれた記事があった。
アイスバブルと呼ばれるその気泡は、湖底から発生するメタンガスの泡が湖面にたどり着く前に凍りついてできる自然現象で、今年は雪が少ないため氷が鏡のようになりよく見られるのだとか。
私たちにとって大変な自然現象も
地球にとってはクシャミかちょっと風邪をひいたぐらいのことで
人は自分たちが住みにくくなると
それは問題だ、大変だと騒いでいるだけのことではないのかと
山をひとりで歩いていると考えてしまう。
実は泳ぎが苦手な私。
沼を横断するなんて今日の今日まで思いもよらなかった。
でも、この地球からの声のような現象を
見ておかずにはいられなかったんだよね。
自分にできることって
きっと気休め程度にしかならないだろうけど
この年になって
丁寧に日々を過ごそうと決めて
そういうことが、本当に気休め程度にしかならないのかもしれないけれど
やっぱり
自然や家族に感謝して
日々を大切に生きていくことが
自分にできる唯一のことなんじゃないかと思うんだ。
<今日のルート>