2020/3/22
昨シーズンから気になっていた積雪期にしか行けない獅子ヶ鼻山。
山友のつてで、とある山岳会の山行に同行させていただけることとなった。
たんばらスキーパークのリフトをふたつ乗り継いで、まずは鹿俣山へ。
春霞の向こうに昨年歩いた谷川馬蹄形の稜線が白く輝いて見える。
雪庇を踏まないように慎重に歩く…その先に獅子ヶ鼻山!
狭い山頂で上州武尊をバックに交代で記念撮影。
少し雪もチラつき始め、武尊…もう少し、もう少し待って!
あっという間に暗雲が垂れ込め始めた上越国境。
谷川連峰が怪しい輝きを増す。
下山はリフトを使わずにゲレンデ脇のブナの森を下りた。
14人という大所帯のパーティーで写真を思うように撮ることはできなかったが
山歴50年以上という大ベテランリーダーの采配ぶりに感嘆。
的確なルーファイ技術と遅れがちなメンバーのフォロー、隊の組みなおし
休憩をとるタイミングと時間…すべてが完璧で、とても勉強になった。
この人に山のことをもっと教わりたい…そんな感動を久しぶりにした気がする。
<今日のルート>