2021/6/26
最近、山歩きを始めた友だちと
チャツボミゴケ公園から芳ヶ平のワタスゲを見ながら歩く計画を立てていると
夫が自分もワタスゲの写真を撮りに行きたいと言い出した。
そういえば、今年はまだ夫の山トレを一度もしていなかった。
何より本人が行く気になった時を逃すわけにはいかない…
去年、ソロで歩いた草津側からのルートを一緒に歩くことにする。
コースタイムの1.5倍で計画を立てたものの
歩き出しから夫の足取りは軽く
そんなに飛ばして後でへばらないかと心配していたが
最後までコースタイムで歩けてホッとした。
聞けば、カメラ機材を随分絞りこんだらしい。
一番重い望遠レンズは諦めたというが
想像以上にワタスゲのまとまって咲いている場所が遠く
ちょっと貸してと私のカメラを借りて何枚か撮影していた。
家に帰ってブログに載せる写真を選んでいると
お、この写真いいじゃーんと喜ぶ私のPCを隣から覗き込んで
それは自分が撮った写真だという。
これは、なかなか凹む。
荷物は私が持つから、必要な機材は持って行って!と言いたい。
ピストンで戻る予定を芳ヶ平のテン場脇から太平湿原への近道だというルートに変更した。
急勾配の下り坂が脚にくるとブツブツ言いながらも夫は最後までいいペースで歩いてくれた。
天気はほぼ曇天。
写真を撮るには、いい条件とは言えなかったけれど
登山道脇には花々も多く、それなりに楽しんでくれたようだ。
下山する時に毒水でシャクナゲの写真を撮りたいという夫の傍で
私もシャッターを切る。
ナナカマドは花も可愛い。
橋に覆いかぶさるようなサラサドウダンの大木。
ひと際鮮やかなベニサラサドウダン。
そういえば結婚前、こんなふうに一緒に写真を撮りに行った。
来春からは夫婦ふたり。
また、こんな時間を一緒に過ごすのも悪くないかもね。
<今日のルート>