赤城のふもとから山歩き

赤城のふもとに居をかまえ、山や花や家族のこと。

袈裟丸山 下ノ滝沢で山を味わう

2021/9/12

 

 

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谷川で私が苦戦した泥壁の高巻きを訓練だ!と、たま兄から招集令状。

あんなに迷惑かけたのに あきれず引っ張り上げてくれようとしてくれる。

この人はどんだけ面倒見がいいんだ…後ろ姿がまぶしいよ。

 

 

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今日ちゃんも。

訓練に付き合ってくれて、ありがとう。

 

 

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訓練の高巻きは、あの谷川の泥壁に比べたら楽勝すぎて…

すんなり今日のメインをクリアしてしまった(^^ゞ

 

その後は、たま兄が岩魚釣りするのを待ちながら

まったりのんびりゆるゆる沢歩き。

 

 

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美しい沢を眺めながら、もぐもぐオニギリを頬張る幸せ…

実はね、こういうのが一番好きなんだ。

 

釣り糸の先が揺れるのを待つ人を待つ…

亡くなった堅物の父とそんな時間を過ごすのが私は好きだった。

 

森の中で鹿の鳴く声が響き

水の落ちる音、風が揺らす木々の音

 

岩に腰掛け、全身で森を味わう。

 

 

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釣りあげた岩魚を片手に

たま兄がピョンピョン岩を飛び移りながら戻ってきた。

 

今日は自分が捌かせてもらい

たま兄が塩漬けにしてくれ、横浜から帰ってきた次男への手土産となった。

 

 

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谷川での経験が、自分は山で何がしたいんだろうと

あらためて考えるきかっけになって

 

歩き方が変わった?って、さと姉に聞かれた時から

実は変わった理由を自分が一番わかっていて

 

今日は一歩一歩丁寧に歩いて

あぁ、やっぱり自分はこう歩きたいって思うところがあって

 

でも、顔をあげると追いかけたい背中があって

 

悩みながら、今年の沢歩きの季節は終わってしまいそうだ。

 

 

 

<今日のルート>