赤城のふもとから山歩き

赤城のふもとに居をかまえ、山や花や家族のこと。

久しぶりに雪の赤城山

2022/2/17

 

 

朝は副業先に向かうとき

夕方は会社から自宅へ帰るとき

わたしの日常の風景のなかに必ず赤城山がある。

この冬は、あぁ上は雪だなと思うことが多くて

山を歩く体力もここ数年で一番充実しているのだけれど

なかなか忙しい日々が続いていて行けずにいた。

 

 

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犬の散歩や朝食を済ませてから、のんびり出発。

直前までどのコースを歩くか悩んだけれど

定番の黒檜から駒を周り

あとは時間を見ながらどこまで歩くか決めることにして

長男に可能性のある予定のルートと下山時間を伝えた。

 

 

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黒檜登山口からの岩場がすっかり雪で隠れていた。

こんなに雪が多いのは何年ぶりだろう。

前日の平地はとても暖かかったので心配していた雪質もよく

サクサクと心地よい。

すぐに上着とニット帽はザックに仕舞われることとなり

サングラスを車に置いてきたことに気づき後悔した。

 

 

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もしや今までで最速ではなかろうかと自分でも思うほど

黒檜の山頂にあっけなく到着してしまったので

この後の行程を淹れてきた珈琲を味わいながら考える。

駒から降りてしまうと昼前には山歩きが終わってしまう。

やっぱり、もう少し歩きたいな…

このペースなら長七郎まで周れそうだ…

それなら八丁峠からワカンでモフモフできるかも…

考えながらニヤニヤ。

 

 

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駒ケ岳から鳥居峠を横切り長七郎へ向かう。

先程まで広がっていた青空はいつしか雪雲に覆われた。

今日は雲の流れが速い。

 

 

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長七郎に到着した時には再び青空で

風も穏やかだったのでお昼休憩にしたけれど

作っている間に再び雪が降ってきて

風も強くなってきて

今日は目まぐるしく天気が変わるようだ。

おかげで作ったタンメンは温かいというだけでも最高に美味しく感じた。

 

ソロで歩くときは、今まであまり山メシを作ってこなかった。

それが最近はあえて作ろうと思い始めた。

食べることよりも、作っている時間が目的というか

ついソロだと歩くことにストイックになってしまいがちで

50歳にもなったことだし

もう少し、心に余裕を持たせたいと考えるようになり

以前はお湯が沸く時間ももどかしかったりしたのだけれど

今日はそれも楽しめる自分がいて

ここのところの忙しい日常にこういう余裕がなかったなって

気づかされたりもした。

 

 

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大好きな小沼。

だけど、だんだん風が強くなってきた。

 

 

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観光客もあまりの風に来ては早々切り上げている。

風の影響が少ない八丁峠からは念願のモフモフを味わい

駐車場に戻るために大沼を横断…

 

 

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強風でホワイトアウト

本日いちばんキツイなぁと思いつつ

この中でもワカサギ釣りを楽しむ人々。

あのオームのようなテントの中は暖かいのかな。

お互いモノ好きですな(´▽`*)

 

 

 

 

 

 

 

 

<今日のルート>