赤城のふもとから山歩き

赤城のふもとに居をかまえ、山や花や家族のこと。

徳沢でテン泊からの蝶ヶ岳

2022/8/6~8/7

 

 

さと姉とテン泊しようと計画していた場所は

天気が悪かったり、コロナの影響で営業していなかったり。

えぇぇぇぇぇぇぃ!と、半ばやけくそ気味に上高地を探ってみる。

てんくら… A!

 

 

 

 

突然の超変化球にも見事に対応するさと姉。

実は、北アルプス初上陸なんだとか。

でもね。最近思うんだ。

名だたるアルプスもすごいけど、地元の地味VRの方が難易度高くないかって。

日本百名山歩いてますって自慢する人より

謙遜しながら地元の山を愛する貴女を私は尊敬している。

 

 

 

 

彼女の人間力に惹きつけられて、前夜祭に山口から来た青年のナンパ成功(笑)

聞けば槍から北穂を縦走して、涸沢岳へ向おうとしたところで

何か嫌な虫の知らせみたいなものがあって涸沢に降り

もう一度、奥穂に上がろうか迷って断念したと。

 

 

 

 

私も何度か虫の知らせというものを感じたことがある。

結論として、虫の知らせには従っておいて間違いない。

しかも、4人の子供のお父さんというじゃないか!

 

 

 

 

送り出した奥さんの気持ちを思う。

きっと心配も大きかったんじゃないかな。

それでも、貴方を送り出してくれた。

 

 

 

 

だから、君は必ず無事で家族のもとに帰る義務がある。

それ以上の使命は存在しないよ。

君の判断は正しかったし、後悔する必要もない。

また、挑戦すればいい。

楽しみを2回に分けただけのこと。

 

 

 

 

送り出してくれた家族のためにも

この山旅を後悔で終わらせないでほしい。

すごく楽しかった、ありがとう。送り出してくれて。

きっと、この言葉で十分だ。

 

 

 

 

そして、奥さんが何か自分のために時間をほしいと思った時は

気持ちよく送り出してあげて欲しい。

 

 

 

 

50歳をすぎて、人生のターニングポイントを回ったなと思う時がある。

夫と結婚してよかったと思っているし

子育てもいろいろあったけど、楽しかった記憶の方が勝っている。

 

 

 

 

子供が巣立ったいま、残りの人生を私は私を生きたい。

それは、きっと夫も同じだろう。

 

 

 

 

それぞれの道がときどき交差するように

その時間を楽しんで

じゃあ、またねって感じで。

 

 

 

 

理想形。

 

 

 

 

思えば、結婚当初「自立しなさい」と夫に言われた一言が人生の指針になっている。

行きたいところがあるなら、一緒じゃなきゃ行けないではなくて

連れて行ってくださいではなくて

どうやったら行けるだろうって考えることが習慣になった。

 

 

 

 

お盆休み期間は夫の番。

ライフワークの富士山か?それとも、最近夢中になっている星空の撮影かな?

お留守番はお任せあれ。

庭仕事でもしながら、犬たちと過ごしています。

 

 

<今日のルート>