赤城のふもとから山歩き

赤城のふもとに居をかまえ、山や花や家族のこと。

夫からの手紙 no.24

2024/10/31

 

 

 

 

すっかり写欲が影を潜めている私とは違って

最近の夫は精力的に撮影をしている。

群馬から伊丹まで、頻繁に撮影に行くものだから

わたしさえ距離感がおかしくなってしまいそうだ。

 

今日は、結婚記念日。

とはいえ、私たち夫婦はあまりお祝いらしいお祝いをしない。

お互い気取ったことは苦手なタイプだ。

夕飯がちょっぴり豪華になり

普段は飲まない夫が、ほんの少しお酒に付き合ってくれる。

ちなみに今年は、クライミングの夜練の日なので

お祝いは次男が帰ってくる週末に持ち越しとした。

院試合格と次男の誕生日と結婚記念日。

ついでに、リモートで長男の誕生日祝も。

家族全員、おめでとう!で、すませてしまう(笑)

 

街の写真屋で「どうも」とあいさつして30年ほど経った。

今でも毎日、犬の散歩を一緒にして

朝ごはんの仕度をする私の横で夫が珈琲を淹れる。

時々、自分が見えなくなる私に代わって夫が状況を分析してくれ

夫の髪の毛を切るのは、私の役目だ。

お互い不満がないと言えば嘘になるだろうが

夫婦喧嘩らしい喧嘩はしたことがない。

今でも恋人のような夫婦ではないが

いつまでも親友のような夫婦ではある。

 

と、いうわけで

しばらくぶりに送られてきた「夫からの手紙」。