赤城のふもとから山歩き

赤城のふもとに居をかまえ、山や花や家族のこと。

袈裟丸山 渡良瀬川ヒライデ沢

2025/07/13

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

山の会の沢講習の下見でトモゾウさんと

袈裟丸山にあるヒライデ沢へ。

沢未経験の参加者もいるということで歩きの癒し沢。

歩きだして間もなく

青空が広がり

木々の間から陽が射し込み

ゆらゆらと波打つ水面がキラキラと輝き

水しぶきを浴びながら岩を掴み、滝を登る。

囀る美しい声の主は、ミソサザイか。

 

沢を知らずして、山を語れようか。

稜線歩きとは全く違う表情がここにはある。

山に抱かれ、五感が研ぎ澄まされる。

 

ずっと気になっていたことを

黙っていることができなかった。

本心とは裏腹の感情を吐露していると自覚して

止まらない自分のおしゃべりに辟易する。

 

わかっているのだ。

手を差し伸べても、裏切られ傷つくだろうということも。

彼女の耳に私の言葉がまったく届いていないことも。

きっと関わらない方が、身のためなのだ。

それでも、助けを求めるその手を

私は見て見ぬふりができない。

そういう性分なのだ。

やめとけよ。

そのアドバイスは、きっと正しい。

自分を納得させるための言い訳は、誰も幸せにしない悪口にすぎない。

それでも自分は揺れている。

 

きっと沢がそうさせるのだ。

隠していた自分をひっぱり出されてしまう。

動揺して、ますますおしゃべりが止まらなくなる。

ますます自分に辟易した。