赤城のふもとから山歩き

赤城のふもとに居をかまえ、山や花や家族のこと。

八ヶ岳 縞枯・茶臼をスノーハイク

2019/3/17

 

 

 

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次男と一緒にスノーシューで雪山ハイク。

午後の雪予報が早まったのか、歩き出して早々に雲が立ち込めてきた。

 

 

 

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森ごとに木々の成長に違いがあり

まさに「植生の遷移」が見られると次男が興奮気味に説明してくれた。

裸地から森林がどのように形成されるのか

植生が変化しない安定した状態をクライマックスと呼び

シラビソの中に1本立つ落葉樹は、倒木などが原因で始まった二次遷移だということ。

そして、笹原の中に枯れたシラビソが残るのは既に次の森林形成の過程であり

それによって肥えた土壌が再生し、やがて陽樹を中心とした森が形成され

また、陰樹の森へと遷移していく…

それを何百年もかけ、種がなくなってしまわないように少しづつ場所を変えてやっているのだという。

 

 

 

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なんと壮大な現象だろう。

森は自ら再生する能力をもち、その生態系の中で生まれ枯れていく命が次の命へと繋いでいる…

そんな視点で森を見たことがなかった。

 

 

 

森を見る目も、次男を見る目も明日から変わりそうだ。

 

 

 

 

<今日のルート>

 

 

早春の赤城自然園

2019/3/10

 

 

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夫がもらってきた赤城自然園の招待券。

期限が3月末日とあり、息子たちを誘ってでかけた。

 

 

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我家より山腹にある自然園。

冬枯れの景色に、春の訪れはまだかと思えど

 

 

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足元には可愛らしい春を告げる花々が

すっくと体を大地から持ち上げ春を告げている。

 

 

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クロッカス。

 

 

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フクジュソウ(福寿草)。

 

 

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積み上げられた薪木。

ここの薪木は薪としての役目ではなく、おそらく冬ごもりする虫たちのためだ。

朽ちてなお、命を育み続けている。

 

 

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息子たちは、ポケモンの何かがいるとか何かがあったとか

私には見えない何かが見えるようで(笑)

 

 

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そんなふたりの会話が、鳥のさえずりとともに優しく私の耳に入ってくる。


 

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小さな白い花の前で、足を止めた。

花はミツバオウレン(三葉黄蓮)に似ているが、咲く時期が違う。


 

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いつもながらぶつぶつと独り言をいいながら写真を撮っていると

後からやってきた御婦人がセリバオウレン(芹葉黄蓮)だという。

鹿さんが大好きなのよと教えてくれた。


 

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福寿草…こんな風に自然な感じで、うちの庭に植えられないだろうか。

きっとクロッカスの時みたいに、犬たちが掘り返してしまうかな。


 

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マンサク(満作)。
 

 

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早春にまず咲くから「まんさく」というのよと母から教わって

この花を見るたびに、その時の話を思い出す。


 

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その母は庭づくりがとても上手で

子供の頃住んでいた倉敷の家は、まさに四季折々の花園だった。

素焼きのレンガには蔓バラ。

忘れな草や菫、チューリップやデージー

木陰におかれた炭鉢の中には水草とメダカ。

母は華やかな花よりも、野趣味や素朴さのある花を好んで植えていた。

子供の頃は病気で運動制限があり

その庭で花を観察したり、絵を描いたりするのが大好きだった。

 

 

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クリスマスローズ

 

 

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帰りに長男の運転する車の助手席に座ろうとして

自分の体に枯葉や枝がたくさんついていることに気が付いた。

寝っ転がって撮ってたからねと、長男。

こんな私を息子たちは母としてどう思っているんだろうと様子をうかがったが

彼らにとって母はこういう人なのだと受け止められているらしく

今さら特に驚くようなことではなかったようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

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栃木 三毳山と唐沢山へ春探し

2019/3/7

 

 

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山仲間と八ヶ岳天狗岳に雪山登山の予定だった。

しかし、あいにくの天気。

 

 

 

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雪山は中止したけれど、せっかくだから何処か行きたいねって

向かった先は、いちご狩り(笑)

 

 

 

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苺でおなかをいっぱいにしたら、春を求めて三毳山。

花言葉は「純真」。

その言葉のごとく俯き白い房を垂らす姿は、アセビ(馬酔木)。

 

 

 

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たしか去年も名前を調べたのに思い出せず

帰宅後、調べなおした君はウグイスカグラ(鶯神楽)。

 

 

 

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晴れた日の山歩きは、もちろん気持ちがいいけれど

雨あがりの日には、そんな日にしかない瑞々しさがあって…

 

 

 

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ザゼンソウ(座禅草)。

君も、雨で色気が増すね。

 

 

 

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そして、ずっと会いたかったセツブンソウ(節分草)。

 

 

 

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車で唐沢山まで移動して、

山仲間さんのお誕生日会をサプライズ。

 

 

  

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臭いにつられてか、食事中も猫にジッと見つめられ

 

 

 

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食事の後に、ゆるゆるお山歩してもついてきて

 

 

 

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すっかり、猫の撮影会状態に(笑) 

 

 

 

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おなかも心もまんぷく…春、来ちゃったなぁ。

 

 

 

 

<今日のルート>

 

 

 

 

犬と玉原湿原をスノーハイク

2019/3/3

 

 

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我家の犬たちは、雪遊びが大好きだ。

 

 

 

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スキーがしたいという次男を玉原スキーパークに送り出し

夫とスノーシューを履いて玉原湿原へ。

 

 

 

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曇り空のせいか、私たちのほかに人影はなく

リードをはずしてやった。

 

 

 

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勢いよく走りだす ゆず。

 

 

 

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マイペースにおっとり遊ぶ はな。

 

 

 

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離れたり くっついたり…

 

 

 

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時々、私たちのそばに来て愛情を確認することも忘れない。

 

 

 

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名前を呼べば この顔で駆けてくる。

 

 

 

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かわいいヤツ!

 

 

 

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え、わたし? と、はな。

 

 

 

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帰り道。

少しお疲れ気味の はな。

 

 

 

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また、遊びに来ようね!

 

 

 

 

 

<今日のルート>

 

 

 

 

 

 

 

雪の上州武尊

 

2019/2/27

 

 

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3年前には剣ヶ峰で引き返した武尊山

1月に谷川岳を伴に歩いた女性と山頂まで訪れた。

 

 

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この山は北アルプス穂高と区別するため、上州武尊(じょうしゅうほたか)の愛称を持つ。

そんな武尊山群馬県民になって間がない頃の私は「ぶそんさん」と呼んでいた(^^ゞ

 

  

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本日は高曇りのため青空はないものの

周囲の山々にも雲はかかることなく なかなかの眺望。

 

 

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3年前に感じた印象と山から感じるそれは随分違うものだった。

雪の量の問題かもしれないが、自分も少しは成長したのかもしれない。

 

技術的なことも。

そして、精神的なことも。

 

 

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私は無雪期の武尊山を、まだ歩いたことがない。

 

 

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白銀の世界から

新緑や紅葉の季節に思いをはせる。

 

  

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何色のブナの林を抜けていこうか…歩きたい山は、尽きることがない。

 

 

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<今日のルート>

 

 

 

 

紺碧の空に純白の谷川岳

 

2019/2/22

 

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この冬に予定していた雪山はどこも雪が少ないようなので

今シーズン2度目の谷川岳へ。

 

 

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走らせる車の窓から澄み渡る空にクリアに浮かぶ谷川岳の姿を確認する。

今日は、どうか登頂するまで…そんな期待に胸を躍らせた。

 

  

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紺碧とは、こんな空の色なのではないか…

標高が上がるにつれ、その色は深さを増し

その先の宇宙さえ感じるほどだ。

 

 

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時間とともに生まれた雲が空に表情を作り出し

幾重にも押し寄せる波のように続く山々は、地平線へと溶け込んでゆく。 

 

 

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春を思わせる日差し。

 

 

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樹氷は溶け出し、水晶のような輝きを放つ。

 

  

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谷川連峰主脈の先に、苗場山

山頂の湿原はどんな様子だろうかと友人がつぶやく。

天空の湿原は雪原となり、春を迎えキラキラと輝きだす様子を想像した。

 

 

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自然が生み出す造形は、あるがままを受け止めながら美しい。

あるがままが、美しい。

 

 

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オキノ耳に向かう人々。

よく見れば、谷底へ向かってシュプールが…

 

 

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もう、なんて表現すればいいのかわからないよ…

 

 

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オキノ耳側からトマノ耳。

 

 

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トマノ耳はギリシャ彫刻のレリーフのようだ。

 

 

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天子の羽か波打つ衣のよう…とても繊細だ。

 

 

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下山を開始する頃、暖かな日差しに溶け始めた雪が

ぬるっと怪しげな光を放し始めていた。

 

 

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あまりの美しさに、その場を離れがたく

下山を開始してもなお振り返り、また振り返り…

 

 

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また、会えるかな。

こんな日に。

 

 

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谷に一筋の光が差し込んでいた。

 

また、会いに来よう。

次に見せてくれる表情を楽しみにして。 

 

 

 

 

 

<今日のルート> 

 

 

 

 

 

 

西上州 氷瀑の早滝と赤久縄山

2019/2/11

 

 

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西上州 赤久縄山(あかぐなやま)の登山道脇にある早滝が冬季氷結すると知り

ワクワクドキドキしながら訪れたが、既に上部は崩落し消失していた。

 

 

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氷に閉じ込められた落ち葉が再び姿を現し始めた様子や

 

 

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瑞々しく光り輝く水草に命の逞しさと美しさを見る。

 

 

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久しぶりに撮影できた野鳥は、ゴジュウカラ

 

 

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落葉が敷き詰められた急登の登山道を登りつめ尾根に出ると

これから向かう赤久縄山の美しい姿。

 

 

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山頂からは東西御荷鉾山…なんか可愛い姿だな ♪

 

 

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西上州の山に派手さはないけれど

山本来の姿に触れられるような感じがする。

 

 

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生まれる命と

 

 

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土に帰ってゆく命。

 

 

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そして

 

 

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誰かの命の中で昇華する命。

 

 

 

 

 

 

<今日のルート>