赤城のふもとから山歩き

赤城のふもとに居をかまえ、山や花や家族のこと。

百花繚乱の白山へ

2022/7/30

 

 

NHKの「にっぽん百名山」だったかな。

数年前にテレビで観てから、ずっと行きたいと思っていた白山。

今年は必ず歩こうと決めていた。

 

 

 

 

 

番組で紹介されたコースで計画を立てて

待ちに待った決行の前日。

前橋から登山口までのアクセスを確認…

え?これ、どうアプローチすればいいの?と唖然。

とんでもなく遠い(-_-;)

 

もう一度、地図を確認しアクセスのいい登山口からのルートで計画を立て直した。

それでも、登山口まで片道7時間。

八ヶ岳までの3時間がもはや近いとさえ思えてきた。

 

 

 

 

サンカヨウは結実。

 

初日は前橋から登山口までの移動だけにあてた。

おかげで、車中泊でも夜9時には爆睡。

 

 

 

 

3時すぎ、目が覚めた。

車の中から見上げた夜空は満天の星。

外に出て、ボンネットに身を預ける。

久しぶりに見るミルキーウェイ。星降る夜ってこういうのを言うんだろうな。

 

 

 

 

お初にお目にかかります。キヌガサソウ

室堂平に着く前から花トラップ満載…度々、足が止まる。

 

 

 

 

種類も規模も今まで歩いた山のどれよりもスケールが違う。

写真に収めきれない自分の不甲斐なさを呪おう。

 

 

 

 

 

 

思いがけないアサギマダラとの出会いは、今シーズン初。

1000km以上も海を越えて旅をする渡り蝶。

 

 

 

 



 

 

 

ハクサンの名前を冠する花は多い。

ハクサンフウロもそのひとつだ。

その数量の規模がまたハンパない…そうだね、君は紛れもなく白山フウロだよ。

そう言わしめるほどの圧倒的な威厳さえ感じる。

 

 

 

 

コバイケイソウだって、この山では自分の見せ方を知っている。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、クロユリ

会いたかった!

でも、撮るのは難しい…

 

 

 

 

はい!君も紛れもなく白山コザクラ。

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どこか日光白根に似てるなって思ったけど、

スケールが違う!

 

 

 

 

ヨツバシオガマ

 

 



谷川とか、日光白根とかとも

八ヶ岳とか、北アルプスとかとも違う。

どれも皆、それぞれに個性があっていいのだけれど

ここは唯一無二。

神の宿る山。

 

 

 

 



花も虫も生きとし生けるもの生命力に溢れている。

極楽浄土。

 

 

 

<今日のルート>

 

 

 

 

 

 

 

谷川主脈 オジカ沢ノ頭の先まで

2022/7/24

 

 

白毛門の沢登りを前日にキャンセルしなければならなくなったけれど

すっかり気分は山モード。

主脈の途中まで足を延ばそうと、朝4時半に谷川岳の西黒尾根に取りついた。

 

 

 

 

クルマユリ

ガスで景色は真っ白だけど、こんな日は花たちの色が鮮やかだ。

昨日の雨の水滴を抱いた草花は生き生きといている。

 

 

 

 

岩場を汗だくになりながら登り、一息つこうと顔を上げると

岩の上に一羽の野鳥が留まっている。

イワヒバリかなと思いつつ、シャッターを切った。

 

帰宅後、写真を確認してみると何となく違うようだ。

ビンズイかな?

はじめましてだったかも(*´ω`*)

 

 

 

 

イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)

 

 

 

 

キンコウカ(金黄花)

 

 

 

 

肩の小屋から主脈へのルートへ出てみると

行く先に時々こちらを振り返る可愛らしい鳥の姿。

帰宅後、なかなか鳥の名前が判明せず苦労したが

羽根の先の黒さと顔の面影で…もしや!

 

ウソの幼鳥。

わかってなおのこと出会いの嬉しさが込み上げてきた。

 

 

 

 

主脈もガスの中…初めて歩いた時もこの辺りはガスで。

二度目は赤谷川本谷からヘロヘロになりながら上がってきたから景色をあまり覚えていなくて(笑)

今日も見られないか…って半ばあきらめていたけれど

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ありがとう!

もう少し歩こうか悩んだけれど、今日はここが私のピーク。

 

 

 

 

ジョウシュウキオン(上州黄苑)

その名のとおり上州地方の特産種。

 

 

 

 

クルマユリツインズ ♪

 

 

 

 

オジカ沢ノ頭近くまで戻ってきて振り返る。

今なら1日で主脈を歩ききれるかな…ちょっと挑戦してみたい。

でも、やっぱりじっくり歩きたい気もする。

紅葉の季節なんて、きっといいだろうなぁ…写真ばかり撮って前に進めないかも。

 

 

 

 

ミヤマシグレ(深山時雨)

 

 

 

 

 

 

ハクサンボウフウ(白山防風)はハナアブたちに大人気。

 

 

 

 

フウロだったけなぁ…なかなか出てこない名前。

困ったときはミヤマかハクサンを付けてみると意外とヒットする。

おかげでハクサンフウロはすぐに思い出せた。

以前見たもう一つのフウロは何だったかなぁ…

しばらくして名前を思い出そうとしていたことも忘れたころに

突然、名前が降ってきた。

そうそうグンナイフウロだったね。また、会いたいな。

 

このエンドレス的思考回路もソロならではの楽しみかも。

 

 

 

 

 

 

やっぱり、いいなぁ…谷川の主脈!

 

 

 

<今日のルート>

 

 

 

 

 

赤城 句碑の道ぷらす

2022/7/18

 

 

6月に犬たちも連れきてあげたいねって夫と歩いた句碑の道。

7月の三連休の最終日、今度は一緒に冷やし中華を作りながら

食べたらあの道、犬たちを連れて行ってみようかと。

ちなみに結婚当初、私は麺を茹ですぎてしまうようで

以来、麺茹ではこだわりのある夫が担当することに…

 

 

 

 

赤城の上は少し肌寒いかもとライトシェルは持ったけれど

半袖Tシャツちょうどいい。

初めてのルートに犬たちの尻尾がいつも以上にフリフリしている(´▽`*)

 

 

 

 

午後3時スタート。

登山者も減ったかなと地蔵岳に向かうルートをほんの少し分岐まで。

犬好きの方ばかりとは限らない。

ましてや、ウチは大型犬。

穏やかな性格の犬種だけれど、恐怖に感じる人もいるだろう。

だから、ほんの少しだけ。

 

 

 

 

ユズは山歩きが好きなようで

登りは夫の前か横。

下りは夫の後ろを。

教えた基本をちゃんと守ってくれた。

ハナは?

えぇ、まぁ…相変わらずマイペース(笑)

 

 

 

 

うん。

日々是好日。

 

 

 

<今日のルート>

 

八ヶ岳 ツクモグサとウルップソウ

2022/6/26

 

 

Hatenaブロガーのhiromuさんの2017年の投稿で

いつか、いつか行ってみたいなぁと思っていた杣添尾根から横岳へのルート。

ツクモグサとウルップソウ、どちらにも会いたくて

さと姉を誘って、同じ時期に歩いてみることにした。

 

 

 

 

キバナシャクナゲ(黄花石楠花)

 

あいにく八ヶ岳稜線はガスがかかっていて、素晴らしい稜線の景色はお預けだけれど

次々に花たちが出迎えてくれて、気分は上々。

 

 

 

 

ウルップソウ(和名:得撫草)

hiromuさんの投稿で、この花の名前を見た時の衝撃は今でも覚えている。

北海道由来の名前っぽいなぁという第一印象はあたっていたようで

千島のウルップ島で発見されたことが由来らしい。

 

 

 

 

レンゲイワヤナギ(蓮華岩柳)

初めて会った花で、名前を調べていたところ

落葉矮小低木…え?木だったの(@_@)

 

 

 

 

 

 

 

イワウメ(岩梅)

 

 

 

 

ハクサンイチゲ(白山一華)とオヤマノエンドウ(御山豌豆)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クモマナズナ(雲間薺)

花の形状からハタザオかなと思っていて

帰宅後調べてクモマナズナと判明。

 

 

 

 

そして…ツクモグサ(九十九草)

稜線上は強風が吹き荒れていて、もう最終盤って感じだったけど

周りの方々にあそこに咲いてたよと情報を頂きながら、やっと会えた。

 

 

 

 

ミヤマシオガマ(深山塩竃)

それにしても、深山で塩竃

塩竃の名前の由来が気になるところ。

 

 

 

 

休憩しているときに、シラビソに鳥がとまって

何の鳥かはわからないけれど、とりあえず写真に収めておいた。

帰宅後、写真をズームしてみると…

カヤクグリ!

はじめましてだった(*´ω`*)

 

 

 

杣添尾根は、八ヶ岳らしい森も楽しめて登りごたえもあるいいルートだった。

今回は見送った横岳の奥の院や赤岳へもいつか歩いてみたい。

ちなみに「杣」という字が読めないまま放置していて

今回、標識を見て「そま」と読むことを知った(;^_^A

樹木を植え付けて材木を取る山という意味らしい。

 

 

 

<今日のルート>

 

 

サンカヨウに会いたくて焼額山

2022/6/18

 

 

以前から会いたかったサンカヨウ

今年こそ!と、必ず会えそうな山をリサーチした。

志賀高原にある焼額山…初めて聞く名前だなぁ。

久しぶりにgardenia0さんも誘って出かけてみた。

 

 

 

 

シナノキコースで歩き始めて間もなく

初めましてのツバメオモト(燕万年青)が散策路の両脇で満開。

サンカヨウで頭がいっぱいだったので、サプライズ感も満載で大興奮。

 

 

 

 

大好きなズダヤクシュもいっぱい ♪

 

 

 

 

かわいいミヤマカタバミも ♪

 

 

 

 

ピンク色のエンレイソウは初めて会った ♪

そんなこんなで全然まったく先に進まない(^^ゞ

 

 

 

 

いたよ!いたいた!

会いたかった!!!!

 

 

 

 

gardenia0さんが水をかけるスプレーを持参してくれていて

透明になるかな?とふたりでワクワクドキドキしながらじっと観察。

でも、いくら水をかけても全然透明にはならない(T_T)

先に進まなくては…と泣く泣く後にした。

ガラス細工のようなサンカヨウに会うのは、またの楽しみに。

 

 

 

 

 

 

焼額山は正直おまけくらいにしか考えていなくて

もうシナノキコースで満腹状態で

時間みて途中で引き返してもいいかもね…などと話しながら歩いていると

何やら気品あふれる立ち姿。

長野県の絶滅危惧種に指定されているイチヨウラン!

今日は何だかスゴイ一日。

 

 

 

 

 

 

山頂直下でミツバオウレンの大群落…

もう何度も興奮しすぎてクラクラしてきたぞ。

 

 

 

 

トドメは稚児池湿原のミズバショウ

私の花名山に仲間入り。

 

 

<今日のルート>

 

 

浅間高原シャクナゲ園から黒斑山

2022/6/11

 

しばらく前からアヤちゃんは体調不良に悩まされていて

なかなか一緒に山歩きに行けずにいた。

そのことをアヤちゃんにとって君のブームは終わったんだと

他の人から言われたりして

心が落ち込んだり、去る者は追わずと強がってみたり

 

 

 

 

そんな中、白毛門から巻機山へ抜ける上越国境の話がたま兄から出て

アヤちゃんがすごく行きたがってルートだったから

また一緒に歩けないかなって連絡をしてみたのだけれど、やっぱりダメで

上越国境ルートは日程の調整でなくなったけれど

自分もアヤちゃんのこと吹っ切らなきゃって

ふたりで行きたいねって話していた景鶴山へソロでも行こうって決めた。

 

 

 

 

最後の連絡になっちゃうかもしれないなって

景鶴に行く計画をアヤちゃんに伝えた。

アヤちゃんから衝撃の連絡が来たのは、その返信だった。

会社の健康診断で異常が見つかって、再検査を受けることになったよって。

 

 

 

 

本業以外にバイトもして忙しそうだったし

体調不良は誘いを断る口実かもしれないなって

自分もいい大人だし、そういうことは上手く察してあげなきゃって

バカだ、私。ほんとうにバカだった。

 

 

 

 

どうでもいい他の人の言葉を真に受けて

アヤちゃんの言葉をどうしてそのまま受け止めてあげなかったんだろう。

モロコシ山のヒメギフチョウも景鶴も

アヤちゃんが行きたいって言った時に、なんで行かなかったんだ!

 

でも、景鶴山にたま兄やさと姉に支えてもらいながら登頂して

仲間っていいなって再認識して

やっぱり私はアヤちゃんとまた歩きたいって

おばあちゃんになっても一緒に山歩きしようねって約束

ぜったい私はあきらめないって強く強くそう思った。

 

シャクナゲ園からのルートはやはり以前アヤちゃんが歩きたいと話していたルートで

土砂災害の影響とかコロナとかで延期になっていたのだけれど

久しぶりに開園されているという新聞記事を見つけ

次は必ずアヤちゃんと一緒に来るからって願掛けしながら一歩一歩踏みしめて

ガスっガスの中を黙々と登りつめた。

 

 

 

 

鋸岳に着いた時、急にガスが切れ、目の前に浅間山が現れた。

お前の気持ちはわかったよって言ってもらえたみたいで

抑えていた感情が溢れ出して、涙が止まらない。

でも、私が泣くのは今日で最後にしよう。

 

以前、アヤちゃんと一緒に歩いたルートも撤退した剣ヶ峰も

浅間山は思い出がいっぱいある山だから

だから、必ずまた一緒に来るよ。

 

 

 

 

自分も以前、体調不良に悩まされた時期があって

その時はアヤちゃんが歩くスピードを合わせてくれて

また、一緒に歩けるようになったら

今度は自分がアヤちゃんの歩くスピードに合わせるんだ。

どこの山から歩き始めようかな。

やっぱりアヤちゃんが好きなシロヤシオを見に行こうか。

 

 

 

 

いよいよ来週から治療が始まる。

また、山を歩けるようになりたいってアヤちゃん。

待ってるからね。

 

 

 

 

今日は幸せの青い鳥ルリビタキが何度も現れてくれて

ただ、雌か雄の幼鳥か…いつも迷う。

上の写真を見ると雌のような気もするし

 

 

 

 

この写真を見ると雄の幼鳥な気もするし。

 

 

 

 

黒斑山まで縦走して、ピストンで戻ってきた。

 

 

 

 

 

 

往路ではガスで何も見えなかったけれど

帰路では歩いた尾根が眼下にすうっと延びていく姿が見られて

あらためていいルートだなぁ…こっちのルートの方が個人的に好みかもって。

 

 

 

 

砂地の急斜面に往きは苦しめられたけど(^^ゞ

 

 

 

 

戻ってきて、しばしシャクナゲ園で撮影。

 

 

 

 

広大な園のほとんどはアズマシャクナゲなんだろうか。

そちらはもう咲き終わっていたけれど

ヤクシマシャクナゲが見頃を迎えていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<今日のルート>

 

 

赤城 ツツジ咲く散歩道

2022/6/5

 

 

日曜日は天気が悪いって天気予報が言うものだから

山に行くつもりはなかったし

夫も写真を撮りに行くつもりはなかったようで。

 

お昼御飯に一緒に汁なし担々麺を作りながら

赤城山でも行く?長七郎から小沼でも歩こうかなんて話して

いざ向かってみると、新坂平でレンゲツツジが見頃なようで

今日はこの辺りをブラブラしてみようか…と。

 

 

 

 

とりあえず、見晴山まで行ってみますか。

 

 

 

 

レンゲツツジは満開もあれば、蕾もあったり。

はたまたすでに萎れかけているものもあり。

 

 

 

 

あぁ、でも薄日差すこの感じも嫌いじゃないな。

 

 

 

 

でも、さすがに見晴山だけじゃものたりない。

句碑の道も行こうよ。

 

 

 

 

気持ちのいい白樺純林地帯ぬける道なんだけど

意外と歩く人は少ないんだよね。

犬たちも連れてくればよかったかな。

 

 

 

 

タンポポの綿毛 旅立ちの風待ち

 

 

 

 

ツクバキンモンソウ(筑波金紋草)かな。

初めましてだね!

 

 

 

 

ね、いい道でしょ!

 

 

 

 

ピークらしいピークはない句碑の道。

すぐ横には車道も通っていて地味なんだけけれど

何だかいいんだよね。

きっとわかる人にはわかる(笑)

 

 

 

 

ゆるゆると山散歩。

 

 

 

 

あ、マイヅルソウ

今季、はじめましてだね。

いやはや、今年もよろしく!

 

 

 

 

<今日のルート>