赤城のふもとから山歩き

赤城のふもとに居をかまえ、山や花や家族のこと。

2017-01-01から1年間の記事一覧

The Best shots of my life in 2017

今年も、残すところ1日。 年々1年という時間が短くなっていくようだ。 40回ほど山歩きに出かけた。 去年よりペースは落ちたが、ひとつひとつの山の下調べや準備をじっくり楽しめた。 標高やルートの難しさ、有名無名…そんなことには、コダワラナイ。 歩…

八ヶ岳 スノーシューで雨池まで

2017年〆の山歩きは、今シーズン初のスノーシューで以前から行きたかった雨池へ… 日本海側では爆弾低気圧の影響で大雪、荒天候の予報。 八ヶ岳でも少し強い風が吹いていた。 スノーシューを履いて、ロープウェイの山頂駅をいざ出発。 縞枯山荘の辺りは特に風…

フィルム写真録 『 視線 』

桐生が岡動物園にて。 写真を撮り始めた頃の方が、素直かも… 古い写真をブログに載せ始めて、 忘れていた何かに気づかされる。 月刊カメラマン ’94.7 大学・一般の部 銀賞 / 同誌 ’94カメラマン大賞 同部門 三席 NikonNewFM2 タムロンSP60~300mmf3.8-5.4 …

冬桜を求めて弁天山から桜山

今年の開花は遅れているという藤岡市の冬桜が、まだ見られるんじゃないかと期待して、八塩温泉から弁天山をぬけ桜山までいくハイキングコースを歩いてみた。 駐車場が見つけられず30分ほどロスしたが、ルートは看板もあり、わかりやすい。弁天山からは、関東…

西上州 ガッツリ鍬柄岳まったり大桁山

すっかり西上州の豊かな表情に魅了された私は、「山と高原地図」のガイドブックを参考に次の山を探した。 スリルあふれるミニ岩峰の鍬柄岳とゆったり高まる大桁山の二つの個性を楽しめる西上州入門の山…そんな文言が目に留まる。 岩場の取付きで余分な荷物を…

庭   ’17.12.06

庭の落ち葉を集めて、ふと顔をあげてみれば きれいに椿が咲いていて… せっかくきれいに咲いたのだから写真を撮ってあげようねって 山でも、家でも ついつい野花や鳥を相手に話しかけてしまう。 そんな時間がしあわせだ。

残秋の桐生アルプス

桐生は学生時代に部の活動でよく訪れていたし、 卒業して就職した先も桐生で、しばらく住んでもいた馴染みの深い街だ。 今日は子供が幼い頃に家族で登った吾妻山からカッコソウ(勝紅草)で知られる鳴神山まで縦走。 桐生や足利の街並みが広がる吾妻山山頂だが…

前橋 お気に入りの場所

我家の近くに、珈琲屋ができた。 丁寧に淹れた旨い珈琲を、驚きの300円台で楽しませてくれる。 すっかり家族全員が、ここの珈琲の虜。 先日、豆を購入した際に撮影とブログへの掲載許可をもらった。 とっておきの秘密にしておきたいような ずっと続いてほし…

フィルム写真録 『 小夏日和 』

写真屋のおじさんが代表をしていた社会人の写真クラブがあった。 20代、30代の人が中心メンバーで 当時、学生だった私にとって憧れのクラブだった。 卒業したら入らないかと声をかけてもらった時は、本当にうれしくて。 でも、写真展のときは迫力ある写真…

榛名山麓夜景

伊香保のスケートリンクへ迎えに行った次男から夜景が見たいとせがまれて、 いつもと違う峠道を通ってみた。

晩秋の小野子三山を縦走する

伊香保温泉の石段から真正面に見える小野子三山。まさに「山」の漢字の象形文字のような山容だ。 右から小野子山、中ノ岳、十二ヶ岳と連なっている。 計画当初は雨乞山から三山を回り林道へ下って駐車場に戻る予定だったが、午後に仕事が入ってしまったので…

フィルム写真録 『 JAZZ Session 』

ジャズもロックもフォークも 洋楽も邦楽も何でも雑多に聴く。 でも、ジャズはライヴがいい。 その空気感がいい。

西上州 晩秋の立岩を歩く

群馬県の南西部、妙義山、荒船山などを有する西上州。 秋は岩峰と紅葉との共演が美しい。 秋が終わってしまう前に、以前から行きたかった立岩へ向かった。 スリルと展望の岩峰を縦走する立岩。 歩き始めて間もなく、女性の短い悲鳴が聞こえた気がした。 ?と…

フィルム写真録 『 遊びつかれて 』

結婚をして、家族が増えて ファインダーをのぞく自分の目は変わった。 いつしか日々の忙しさの中で、 次第にカメラを手にする機会さえも減っていった。 ひとりの時間が持てるようになって 普段はプレゼントなんてしない夫が1台のカメラをくれた。 ふたたび…

秋空に富士を望んで歩く大菩薩嶺

富士山を眺めながら山歩きがしたい…他の方の山ブログを読みながら、去年よりぼんやりそんな願いを持っていた。 しばらくぶりの山歩き。今年も残り2ヶ月となり、どこでそれを叶えようか…そう考えて真っ先に頭に浮かんだのが大菩薩嶺だった。 今夜は父と長男…

フィルム写真録 『 雨 』

山、恋し。

フィルム写真録 『 白 to 黒 』

私が学生だった頃、敷島公園にあるバラ園の池には白鳥と黒鳥がいた。 長巻フィルムのネオパン400を必死に巻いて 部から借りたNikonFMのピント合わせの練習をしに何日も通った。 フィルムをリールに巻くのが、また難しくて… 現像してみたらフィルム同士がくっ…

庭   ’17.10.23

よく言えば、野趣みのある、 みっともなくない程度にしか手入れをしない私の庭。 実は最近、星に悩まされていた。 いろいろ思うところもあって、いつも同じ数だけ星をつけているのに スマホから操作すると、いつの間にか、つけたはずの星が減っていたりする…

赤城 落ち葉を踏みしめ歩く黒檜山から駒ケ岳

秋雨前線の切れ間、午後からは再び下り坂になるというので歩きなれた赤城山を訪れた。 前回は外輪山巡りで先を急いだため、今日はのんびり。 紅葉は長雨で散ってしまったのか、すでに終盤だ。されども白樺の美しい木立や、わずかに残る紅葉の葉を眺めたり、…

フィルム写真録 『 窓 』

つい先日、ブックマークなるものにコメントが寄せられていることを知った。 コメントを追いかけて戻ってみれば、随分前から温かなお言葉が… 知らなかったとはいえ、大変不義理なことをしてしまったと後悔している。 しかし、未だにブックマークが何たるかわ…

錦秋の白毛門

絶句する景色を、久しぶりに見た気がする。 それは、ドラマティックな演出も影響していたのだろう。 山を歩く人ならば、谷川の馬蹄形を一度は耳にしたことがあるのではないだろうか。 その馬蹄形の入口と出口、谷川岳と共にその一角を担う白毛門。 谷川岳の…

フィルム写真録 『 A Pile of Cases 』

無料の写真編集ソフトを使用していたが、どうにも調子が悪い。 Photoshopと、その教本を手に入れて只今格闘中… ちなみに今回は無補正。 月刊カメラマン ’99.7 エキスパート部門 銀賞ミノルタTC-1 データ不明 フジクロームベルビア

秋深し 日光白根山

私はどうして今までこの山に登らなかったのだろう…そんな後悔さえしてしまった。 花のトラップがないおかげで、山頂駅から黙々とまずは白根山まで歩く。森林限界に達すると強く冷たい風が体に吹き付ける。今日は一気に気温が下がり、山頂付近では霜柱や薄氷…

赤城ヒルクライム

朝4時。 息子達は起きだして、レースの支度を始める。 まだ青く静かな道に彼らのギアを入れる音が響く。 私は、ふたつの影が視界から消えてなくなるまで見送った。 なだらかな直線が続く序盤のコースが地味にきつい。 犬達を連れ、夫と観戦ポイントで待機し…

秩父 沢歩きで登る棒ノ折山

台風が去って、しばらく天気のいい日が続いていたし、川の水量も落ち着いた頃だろう。 以前から気になっていた沢歩きができる棒ノ折山へ向かった。 有間ダム(名栗湖)湖畔に車を停め、白谷橋登山口から入り、しばらく沢の音を聞きながら林の中を歩く。 キバナ…

フィルム写真録 『蛙』

20年前も、今も、変わらない自分がいる。 …見た目はずいぶん変わったけどね(笑) 月刊カメラマン ’97.8 ジャンル別フォトコンテスト ネイチャーフォト部門 1位 NikonNewFM2 Ai Nikkor 85mm f1.4 データ不明 フジクロームベルビア

赤城 秋めく外輪山めぐり

My home mountainの赤城山。以前から外輪山をぐるっと1周してみたかった。 花など誘惑の多い季節だと道草好きは前に進まないし、今なら陽もまだ長い。 そうだ、今だ!と計画を実行することに。 スタートは見晴山と決めていたが、しばらく刈払いがしていない…

初秋の水ノ塔山・篭ノ登山

先日駐車場から歩き始めのところでミスをし、登山口にすら立てなかった水ノ塔山、篭ノ登山。自宅を出発する時間も早くして、今日はゆったりとした気分。 高峰温泉前の登山口から登り始めると、さっそくツリガネニンジン(釣鐘人参)が出迎えてくれた。 ひとき…

フィルム写真録 『北欧紀行 Ⅱ』

昨日は、駐車場から登山口までのアプローチを間違え マツムシソウ咲き乱れる山歩きのはずが、3時間の林道歩きになってしまった。 歩いてモヤモヤを解消しようと思っていたのに… そんな気持ちで来るんじゃないよって山に言われた気がする。 反省して、出なお…

フィルム写真録 『北欧紀行 Ⅰ』

私が読者になっているふくねこさんは、ただいま世界一周中。 写真もうまいし、思わずクスッと笑ってしまう記事は最高だ。 www.fukuneko-trip.com 結婚前に北欧へ母のスケッチ旅行に随行した。ツアーだったけど(笑) スウェーデンもフィンランドも洗練された素…