赤城のふもとから山歩き

赤城のふもとに居をかまえ、山や花や家族のこと。

雄大な浅間山を望む黒斑山

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夏休みも残りわずか…再びやってくる台風を前に、今日は次男と黒斑山へ。

雲は多いが、流れも速い。

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次男は時々参加する赤城山のボランティア活動が好きだ。笹刈りや鹿からの防護ネット張り…活動の中でいろいろな話を聞けるのも楽しいらしい。

一緒に歩きながら、その活動のおりに聞いた「60年に1度しか咲かない笹の花」を見てみたいのだと話してくれた。「一生のうちに1度見られるかどうかって花なんだってさ」そう興奮気味に話す姿を見て、いつも兄に押され気味の次男との会話が新鮮で、嬉しかった。

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ゴゼンタチバナの実も、赤く熟し始めた。 

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ミヤマアキノキリンソウ(コガネギク)

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予想はしていたが、山頂から見えるのは時折のぞく青空だけ。

カップ麺でお昼にした。暑い時期はお湯を沸かす気にもならなかったが、秋風が吹き始めた山で食べるそれは、やはり格別だ。

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先週の浅間隠山に続き浅間山は見られそうにないと下山を開始。「トーミの頭」が雲の中から姿を現す様子を撮影していると、次男が私に問いかける…

「ってことは、あれは浅間山?」

「?!」 

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その言葉に驚き、振り返ると浅間山が雄大な姿を現していた。

慌ててカメラの向きを変えシャッターを切るが、ファインダーに何やら黒い影が動いている。レンズを確認しても姿がない。

もしやと思いレンズを外してみると、1mmにもみたない虫がカメラの中にいた。

再びレンズを装着した時には、既に浅間山は雲の中に消えていくところだった。

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イワインチンにトリカブト …黒斑山は花も豊富だ。

帰りに花の写真が撮りたいと言っていた私を、次男がその場所を覚えていて案内してくれた。 

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往路では視界がきかなかったトーミの頭から町を見下ろし、中コースで下山を再開。

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中コースは表コースと全く違った表情だ。苔むした森の中に時折日が差し込み、美しい。

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森をぬけると視界が広がり、水ノ塔山、篭ノ登山が真正面に見える。

自然観察センターで下山後、フィールドスコープで登っている人の姿をみせてもらった。行ってみたい山は増えるばかりだ。 

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実が鈴なりのシラタマノキ。

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黒斑山に来たらキャベツソフト…と思っていたが、あいにくカフェがお休み。

高原ホテルでキャベツ色のキウイのソフトを食べてみる。甘酸っぱく、さっぱりしていて美味しい。

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のんびり屋の次男に時々イライラしてしまうこともあるが、今日1日一緒にいて彼は周りの人に対してもおおらかなんだと思った。普段から年配の方に好かれるのも頷ける。

長所は短所で、短所は長所か…

「今日は楽しかったな」満足そうな彼の横顔に「お母さんも」と応えた。 

 <今日のルート>

自然観察センター駐車場10:45~避難小屋11:45~トーミの頭12:06~黒斑山頂12:20/12:58~浅間山出現~トーミの頭13:20~中コース分岐13:35~登山口14:25