Stay Home ということになり、庭で過ごす時間が長くなった。
世の中の混乱とはまったく関係なく季節は確実にめぐり
咲き始めた花々が心を穏やかにしてくれる。
我家で一番陽当りのよいアプローチ。
古い商店街にあり間口が小さく奥に長い土地なので
庭全体でいうと陽当りはあまりなく、半日蔭の場所が多い。
和風ナチュラルガーデンを目指したいが
何せ移り気のため収拾がつかず
もらえる苗や種、安くなった宿根草とか何でも植えてしまうので
雑草園と呼んでいる。
去年、花が咲き終わり安くなっていた宿根ガーベラ。
何色の花が咲くのか楽しみだったが
しっかり根付いて赤みをおびたオレンジ色の花を咲かせた。
ただ、ヒヤシンスソイデスの球根が下に隠れていたようで
さっそくせめぎ合いの生存競争に巻き込まれているようだ…
少しずらして植え替えようかと悩んだが
ガーベラの生存能力を信じて、自力共存に期待。
ちなみに、ヒヤシンスソイデスと書いたものの
夫の実家から母に分けてもらった花なので名前があっているのかわからない。
もうすぐ5月…母の命日。
八重咲のチューリップは、コストコで買った球根。
色合いとか、花の雰囲気も気に入って
今年の秋、もう一袋植えようかな…と思案中。
このシャクナゲは、私の実家から引っ越してきたもの。
シャクナゲを見ると山へ出掛けたくなってしまう…
いかん、いかん、Stay Home!
私が庭仕事をしている様子をハナがじっと見つめている。
8歳になって、散歩の途中でお休みすることも増えてきた。
この窓際で1日のほとんどを過ごしている。
タイツリソウも去年仲間入りしたのだけれど
となりのイワヤツデの葉と色も形も似ている。
何か間に植えて変化をつけたいところ。
ここはシャガが群れて咲く様子を期待しているのに
意外と間隔をあけて増えていく…
20年も同じ庭をいじっているのに
行き当たりばったりな私が不勉強のせいで、なかなか思うようにはいかないのだ。
赤いツバキはもう散ってしまった。
白いツバキが少しだけ咲き残っている。
彼らは、家が建つ前からここにいる。
一番の古株キンモクセイは100年以上はここにいる。
ボタンは好きな被写体。
バラより好き。
クリスマスローズが種を抱いている。
種からだと咲くまでに3年ほどかかるが
待ちに待った最初の開花の喜びは、待った分だけ大きいものだ。
エゴノキの足元で揺れる花は、シラユキゲシ。
白雪芥子…漢字で書いても美しい。
何処からともなくやってきて増えた野スミレが愛おしくてたまらない。
以上、我が家雑草園の近況報告。