赤城のふもとから山歩き

赤城のふもとに居をかまえ、山や花や家族のこと。

レンゲショウマ咲く赤城自然園

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子供たちは、それぞれの用事で出かけてしまった。夫を誘って、レンゲショウマ(蓮華升麻)咲く赤城自然園へ。 

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私たちと入れ替わるように出てきた御夫婦に、道がぬかるんでいるからと長靴を勧められたので、無料貸出用の長靴に履き替え、透明のビニール傘も借りた。 

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自宅を出た時には曇り程度だったのに、時折しとしとと降りだしたりやんだり…

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まるで絵本にでも出てきそうな立派なタマゴダケ。今夜のおかずにするかぁっと冗談を言っているところをガイドさんに目撃され、一緒になって笑った。 

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キツネノカミソリ (狐の剃刀)。

変わった名前なので由来を調べてみたが、色がキツネ色だからとか、狐火にたとえたとか、咲くときには葉がないので狐に化かされたみたいだからとか…所説あるようだ。剃刀は、葉の形状からきているらしい。

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午後になると薄日が射し始め、マツムシソウ(松虫草)に羽がボロボロになった蝶がとまった。降り続く雨と日照不足は虫たちにとっても過酷なのだろう。 

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ヤマシャクヤク(山芍薬)。可憐な白い花からは想像できないような鮮やかな実の中に、黒真珠のごとく輝く種。こうしてじっくり観察できる自然園は、少々天気が悪くても、十二分に楽しめる。

残念なことに、夏の開園は8月27日までとなる。レンゲショウマを楽しみたい方はお急ぎあれ。 

 

 

赤城自然園

〒379-1113 群馬県渋川市赤城町南赤城山892 TEL.0279-56-5211

akagishizenen.jp

 

 

 

 

 

スピンオフ 長男の旅 ~17歳、夏~

平成29年7月30日~8月5日

帰省中の友人を頼って、もう一人の友人と台湾を訪れた。

7月29日 青春18きっぷを利用して羽田まで移動したが、台風が台湾直撃のため飛行機が遅れ、30日Peachの午前5時55分発の予定が午前8時発になった。とりあえず、その日に飛べてよかった。

 

1日目

 

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台湾の犬は賢いらしい。横断歩道も、ちゃんと止まってから渡っていた。 

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これから7日間お世話になるシャワー、トイレ共有のMUIU Inn Taipei。

6泊7日で3900元。

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台北101

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600元。俺の朝食は30元だったのに…いろんな意味で高け~

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ほぼ日本のゲーム機。 

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台湾にも秋葉原。 

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士林夜市

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手のひらよりでかい骨なしフライドチキン。

案外高い70元だったけど、うまかった。 

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エビ釣りに友人が挑戦。釣れたエビはその場で焼いて食べられるが、日本の金魚釣りみたいに釣れなくても情けはない。結局、1匹も釣れなかった(笑)

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2日目

 

ホテルの近くに朝食を求めて出かけた。

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この日は電気街に行ったり、バドミントンのラケットを買いに出かけた。

帰りの夜景が奇麗だった。野郎ふたりを除けば… 

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3日目

 

一緒に台湾に来た友人と二人で、早朝の高速バスに乗って台南に出かけた。

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台湾初の学校として建てられた孔子廟。 

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俺たちも学業成就のお願いを札に書いて貼ってきた。 

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ここも同じ場所。 

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中に入ると、こんな感じ。 

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鄭成功文物館。どこに行っても赤が多い。

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昔のお金を刷ってるところ。使えないのが残念。

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多分これから使うレンガだけど、積み方が雑だ。日本じゃありえないな。 

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お昼を食べにふらふら。

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府中街。 

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門をくぐればこんな感じ。

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かつて運河だったという路地、神農街。 

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一級古蹟、赤崁楼。 

ダメもとで日本の学生証出したら、学割で半額なった。

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帰りの和欣客運のバスはUSBの充電器はあるし、座りごごちもよくて最高だった。

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4日目

 

この日は3人で九份の街を観光。

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うらやましい…

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ちょっと観光街から外れてみた。  

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で、戻ってきた。 

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宿の近くてポケモンGOしてて見つけた鳥。 

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5日目

 

旧たばこ工場、松山文創園区。

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iMac発見。 

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外省人が暮らしたレトロ住宅、四四南村。

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6日目

ここで朝食の鉄板麺45元を食べた。

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淡水。

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フェリーに乗って漁人碼頭へ。片道50元。

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淡水に戻って夕景を見た。

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7日目

 

ホテルをチェックアウトして、小籠包を食べに行った。

行きと同じPeachの午後9時台の飛行機に乗って、羽田で吉野家牛鮭定食を食べた。白米がおいしかった。午前4時にロビーで寝て、大学のオープンキャンパスに参加してから、自宅に帰った。

 

 

 

肉まんより、肉が入っていない野菜まんの方がおいしかった。基本、ご飯の上には何かが乗ってる。計算していったはずが、持っていったお金が足りず、食事が大変だった。

 

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フィルム写真録 『晩夏』

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まだ、お盆だというのに…すっかり晩夏の様子。

 

 

実家の母から転倒して指を骨折したと電話があった。

少し躊躇する私に夫が行かなきゃダメだと言って、予定を調整し始めた。

 

転勤族だった父。

今、母が住まう横浜という街は、私にとって見慣れないふるさと。

 

去年13回忌を迎えた父の仏前に手をあわせ

また少し小さくなった母の体を洗った。

 

 

 

 

 

 

 

 

月刊カメラマン ’94.9 大学・一般の部 銅賞

NikonFM Ai Nikkor 50mm f1.4 データ不明 フジカラースーパーG100

 

フィルム写真録 『驛舎で…』

 

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子供の頃から、あまり人と上手にかかわれなくて

あっちにぶつかり、こっちにぶつかり…

 

ちょっと変な写真をとる娘って思われてたから

出入りしていた写真屋のおじさんが

そのままでいいって言ってくれて嬉しかった。

 

 

 

 

 

 

 

月刊カメラマン ’95.2 大学・一般の部 銅賞

NikonNewFM2 Ai Nikkor 50mm f1.4 データ不明 フジクロームプロビア100プロ

 

 

北アルプス 一ノ沢から大天井岳・常念岳を歩く 2日目

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朝4時に起床した。朝食の代わりに頼んであったお弁当を受け取り、まずは荷造り。

日の出を見たら、出発する予定だからだ。

空はすでに白みはじめている。気ばかり焦って、もどかしくてたまらない。

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写真を撮りはじめ、ようやく気持ちが落ち着いてきた。

珈琲を淹れる。

そのぬくもりを手で感じながら、徐々に雲海を染める朝日を眺めていた。

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仲良くなった同じ部屋の女性たちも、小屋から出てきた。

みんなの顔もオレンジ色に染まっていく。

これから始まるそれぞれの1日に、期待で胸を膨らませているに違いない。

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愛知から来た女性ふたりは、学生時代ワンゲル部だったそうだ。年を経て、また違う山の楽しみ方を身に着けた彼女たちには素敵な余裕があった。今朝もゆっくり朝の時間を小屋で過ごしてから出発するという。

その余裕が、なんかカッコいい。 

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靴紐を締めなおして、小屋を出発した。槍ヶ岳も赤く染まっている。

いい朝だ。 

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チングルマ(稚児車)の綿毛の朝露が、いっせいにキラキラ輝き始める。

こんな光景が楽しめるのは、泊りの山行ならでは!

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ピストンだから昨日歩いた道のはずだけれど、新鮮に感じる。 

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雲海に浮かぶ穂高連峰。 

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同じ小屋に泊まった蝶ヶ岳まで縦走する女性を追いかけていたこともあって、かなり速いペースで常念乗越まで戻ってきた。

彼女は大阪からソロで来ていたが、前日に中房温泉側から入山し大天井まで歩き、想像以上のアップダウンに少し不安になってしまったらしい。そこで、常念岳を一緒に登りましょうという話になった。歩くのが遅いからと、私より20分ほど早く小屋を出発したが最後まで追いつくことはなかった。

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常念小屋の前で、彼女と再会した。バッチや手拭いを買ったと言う笑顔に、もう不安な表情はなかった。 

大天荘でもらったちらし寿司のお弁当が、美味しい。エネルギーを蓄えて、いざ常念の頂へ。

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3分の1ほど彼女と話しながら登った後、「お先に、どうぞ。」という言葉に甘えて「それでは、後ほど山頂で。」と、先を行かせてもらった。 

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山頂から、彼女がこれから歩いて行く蝶ヶ岳への縦走路が続いている。

私もいつか、この道を歩いてみたいな。 

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祠にお参りし、珈琲を淹れた。

昨日も会った山岳警備隊の人達も休憩していた。パトロールしながら、心配のある人はいないか登山者たちの様子を確認しているようだ。頭の下がる思いと、自分はお世話になることのないよう気を引き締めようと思った。 

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来た道を戻り始めたところで、登ってきた彼女と会えた。

「また、いつか、どこかの山で会えるといいですね。」

そんな約束をした。何となく、本当に、また会える気がしている。 

 

乗越から一ノ沢登山口へ向かって下山した。充実した日々だった。出会った人々に、送り出してくれた家族に、そして山に感謝。

 

素敵な夏休みを、ありがとう。

 

 

 

 

<今日のルート>

大天荘5:22~東天井岳6:32~常念乗越(荷物デポ)7:35/7:50~常念岳9:10/9:30~常念乗越10:30/11:07~最終水場11:50~大滝ベンチ13:30/13:38~一ノ沢登山口~駐車場14:45 

 

 

 

北アルプス 一ノ沢から大天井岳・常念岳を歩く 1日目

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一昨年登った燕岳から続く稜線の先に行ってみたいと憧れた大天井岳

そして、去秋の蝶ヶ岳で誓った常念岳に、約束を果たす夏が来た。 

洗濯籠を空にして、台所の掃除をし、チョットだけ罪悪感を軽くして(笑)…お母さんの夏休み、1泊2日。

いつもより少し大きなザックと山靴を、布団と大きな犬のクッションも一緒に後部座席へ。

一ノ沢の駐車場で一晩あかしながら、学生時代もこんなことしてたな…ワクワク感も懐かしい。

あれ?1泊多いぞ…気にしない、気にしない。

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まだ、日の出前の暗い林道をヘッデンを灯しながら一ノ沢登山口へ。相談所のおじさんと少し会話を交わし、明るみ始めた森の中へ入っていった。

道端のいたるところで、タマガワホトトギス(玉川杜鵑)が薄暗い闇を照らす明かりのように咲いている。

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キツリフネ(黄釣船)。

朝日が山端を超え、空気がポワンっと明るくなる瞬間がいい。スッと朝露に光が射す。 

f:id:JKazy:20170804194628j:plain王滝のベンチで、朝御飯のおにぎりをパクリ。

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センジュガンピ(千手岩菲)。 

胸突八丁のあたりは、まさにお花畑。

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オオバギボウシ(大葉擬宝珠)とシモツケソウ(下野草)。 

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最終水場の手前で群生していた黄色い花は、サワオグルマ(沢小車)かな… 

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最後に九十九折の道を登り切り常念乗越に出ると、そこにはドーンと常念岳

こちらには、明日の帰りに寄る予定だ。 

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ハクサンオミナエシ(白山女郎花)にとまっているのは、天然記念物のミヤマモンキチョウ。 

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今日は、まだまだ大天井岳に向かって先へ。 

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花冠の内側と裂片の内側に長い毛があるので、チシマギキョウ(千島桔梗)かな… 

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時折、歩いてきた道を振りかえる。雄大な景色に刻んできた自分の小さな一歩一歩を思い、感動する。 

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タカネヤハズハハコ(高嶺矢筈母子)。花は満開もいいけど、蕾がほころびはじめる様子もいい。 

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会いたいと願っていたアオノツガザクラ(青の栂桜)。  

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幾重にも畳み込まれた先は、上高地。 

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イワヒバリが2羽いるよ…見つけられた? 

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美しいさえずりを聞かせてくれるイワヒバリ。うちの一羽が、顔の横を掠め飛んで行った。 

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東天井岳付近。ハイマツ(這松)から出てきて登山道をちょこまかちょこまか横切る複数の小さな影…何の前触れもなく、あまりにも突然で、見るものを疑ってしまった。数秒間、頭が真っ白になった後、ようやく正気を取り戻した。

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ライチョウの子供が5羽。よく見れば、母鳥もいる。私の姿に気づいた子供たちは、慌ててハイマツの陰に逃げ込んだ。しかし、母鳥は全く気にとめる様子もなく、砂浴びを始める。 

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写真を撮りながら、少しづつ距離を詰めていった。最終的に70cm近くまで寄り、モデル撮影会さながらの状態に(笑) それでも、母鳥は平然としていて(というより、まるでポージング) 、その様子に安心した子供たちが戻ってきてくれた。

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今日の宿、大天荘に到着。 手続きをすませ、わずか10分で踏める大天井岳山頂へ。

ずっと雲隠れしていた槍の頭が時折姿を現して、その場に居合わせた人たちと一緒に一喜一憂。

予定では牛首展望台まで往復するつもりだったが、雲が多いので中止した。

至福の時間を味わうために、冷凍したパウチドリンクで保冷して下界からしょってきたノンアルコールビール。ぷしゅっ!

あぁ…幸せだあ。

槍ヶ岳へと続く喜作新道を眺めながら、まったり。

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夕食後、夕日を見ようと小屋のあたりをフラフラしていると「 雲がとれて、槍が綺麗に見えていますよ」と女性が教えてくれた。

慌てて、山頂に向かう。「多めにしてください」とよそってもらった御飯で足りず、おかわりまでしたお腹が重い…山頂からの景色はあきらめ、途中で撮影ポイントを探した。

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小屋に戻ると、食堂にはランプが灯されカフェになっていた。 

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<今日のルート>

駐車場3:50~一ノ沢登山口4:10/4:20~王滝ベンチ5:45/5:52~最終水場7:58/8:10~常念乗越9:05/9:20~東天井岳12:05~大天荘13:30

 

 

フィルム写真録 『猫』

  

 

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鎌倉へ写真仲間と撮影散歩にでかけた。

あの時、這いつくばって撮る私を横で笑って見ていた人は、今や夫。

 

 

 

 

 

 

 

 

月刊カメラマン ’97.11 大学・一般の部 銀賞

NikonFM2 Ai Nikkor 85mm f1.4 データ不明 フジクロームベルビア