赤城のふもとから山歩き

赤城のふもとに居をかまえ、山や花や家族のこと。

犬と玉原湿原をスノーハイク

2019/3/3

 

 

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我家の犬たちは、雪遊びが大好きだ。

 

 

 

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スキーがしたいという次男を玉原スキーパークに送り出し

夫とスノーシューを履いて玉原湿原へ。

 

 

 

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曇り空のせいか、私たちのほかに人影はなく

リードをはずしてやった。

 

 

 

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勢いよく走りだす ゆず。

 

 

 

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マイペースにおっとり遊ぶ はな。

 

 

 

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離れたり くっついたり…

 

 

 

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時々、私たちのそばに来て愛情を確認することも忘れない。

 

 

 

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名前を呼べば この顔で駆けてくる。

 

 

 

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かわいいヤツ!

 

 

 

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え、わたし? と、はな。

 

 

 

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帰り道。

少しお疲れ気味の はな。

 

 

 

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また、遊びに来ようね!

 

 

 

 

 

<今日のルート>

 

 

 

 

 

 

 

雪の上州武尊

 

2019/2/27

 

 

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3年前には剣ヶ峰で引き返した武尊山

1月に谷川岳を伴に歩いた女性と山頂まで訪れた。

 

 

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この山は北アルプス穂高と区別するため、上州武尊(じょうしゅうほたか)の愛称を持つ。

そんな武尊山群馬県民になって間がない頃の私は「ぶそんさん」と呼んでいた(^^ゞ

 

  

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本日は高曇りのため青空はないものの

周囲の山々にも雲はかかることなく なかなかの眺望。

 

 

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3年前に感じた印象と山から感じるそれは随分違うものだった。

雪の量の問題かもしれないが、自分も少しは成長したのかもしれない。

 

技術的なことも。

そして、精神的なことも。

 

 

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私は無雪期の武尊山を、まだ歩いたことがない。

 

 

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白銀の世界から

新緑や紅葉の季節に思いをはせる。

 

  

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何色のブナの林を抜けていこうか…歩きたい山は、尽きることがない。

 

 

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<今日のルート>

 

 

 

 

紺碧の空に純白の谷川岳

 

2019/2/22

 

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この冬に予定していた雪山はどこも雪が少ないようなので

今シーズン2度目の谷川岳へ。

 

 

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走らせる車の窓から澄み渡る空にクリアに浮かぶ谷川岳の姿を確認する。

今日は、どうか登頂するまで…そんな期待に胸を躍らせた。

 

  

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紺碧とは、こんな空の色なのではないか…

標高が上がるにつれ、その色は深さを増し

その先の宇宙さえ感じるほどだ。

 

 

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時間とともに生まれた雲が空に表情を作り出し

幾重にも押し寄せる波のように続く山々は、地平線へと溶け込んでゆく。 

 

 

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春を思わせる日差し。

 

 

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樹氷は溶け出し、水晶のような輝きを放つ。

 

  

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谷川連峰主脈の先に、苗場山

山頂の湿原はどんな様子だろうかと友人がつぶやく。

天空の湿原は雪原となり、春を迎えキラキラと輝きだす様子を想像した。

 

 

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自然が生み出す造形は、あるがままを受け止めながら美しい。

あるがままが、美しい。

 

 

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オキノ耳に向かう人々。

よく見れば、谷底へ向かってシュプールが…

 

 

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もう、なんて表現すればいいのかわからないよ…

 

 

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オキノ耳側からトマノ耳。

 

 

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トマノ耳はギリシャ彫刻のレリーフのようだ。

 

 

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天子の羽か波打つ衣のよう…とても繊細だ。

 

 

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下山を開始する頃、暖かな日差しに溶け始めた雪が

ぬるっと怪しげな光を放し始めていた。

 

 

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あまりの美しさに、その場を離れがたく

下山を開始してもなお振り返り、また振り返り…

 

 

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また、会えるかな。

こんな日に。

 

 

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谷に一筋の光が差し込んでいた。

 

また、会いに来よう。

次に見せてくれる表情を楽しみにして。 

 

 

 

 

 

<今日のルート> 

 

 

 

 

 

 

西上州 氷瀑の早滝と赤久縄山

2019/2/11

 

 

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西上州 赤久縄山(あかぐなやま)の登山道脇にある早滝が冬季氷結すると知り

ワクワクドキドキしながら訪れたが、既に上部は崩落し消失していた。

 

 

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氷に閉じ込められた落ち葉が再び姿を現し始めた様子や

 

 

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瑞々しく光り輝く水草に命の逞しさと美しさを見る。

 

 

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久しぶりに撮影できた野鳥は、ゴジュウカラ

 

 

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落葉が敷き詰められた急登の登山道を登りつめ尾根に出ると

これから向かう赤久縄山の美しい姿。

 

 

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山頂からは東西御荷鉾山…なんか可愛い姿だな ♪

 

 

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西上州の山に派手さはないけれど

山本来の姿に触れられるような感じがする。

 

 

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生まれる命と

 

 

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土に帰ってゆく命。

 

 

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そして

 

 

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誰かの命の中で昇華する命。

 

 

 

 

 

 

<今日のルート>

 

 

赤城 素敵な出会いとアイスバブル

 2019/1/31

 

 

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今シーズン中に谷川岳へ再訪しようと考えていたところ

一緒に行きませんかとお誘いがあり

顔合わせも兼ねて、歩きなれた赤城山へ。

 

 

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しばらくソロで歩くことが多かったから

本当はドキドキで。

 

 

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ふたりは素敵でカッコイイ山女さん。

同じ40代とあって、意気投合!

 

 

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見慣れた景色も誰かと感動を共有すると新鮮で

大好きな景色を誰かと見るってこんなに楽しいのかなって

ソロはソロで好きだけど、今年はこんな出会いも大切にしていきたいな。

 

 

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双耳峰の筑波山

 

 

 

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はてなブログ「のぼるひと」のディーアイさんが

良い山仲間に出会いたければ

まずは技術面においても精神面においても

自分が良い山屋になることだと。

 

その考えにとても共感して

私はこのふたりの良き山仲間でいられるように

自分のスキル磨きたいと思った。

 

 

  

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下山後、アイスバブルを求めて大沼へ…

 

  

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中心部に大きいアイスバブルがあると聞いて

3人ではしゃぎながら行ってみた。 

 

 

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何度見ても、やっぱり神秘的。 

 

 

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最後に、赤城神社へ参拝。

 

 

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素敵な出会いに感謝。



 

 

 <今日のルート>

 

 

 

 

 

 

 

赤城 雪の外輪山巡りと大沼横断

2019/1/20

 

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今年もよろしくお願いしますと

赤城山へ新年の御挨拶。

 

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今年は雪が少ないと毎年のように言っている気がする。

こうなると、この状況が常態化しているのではないかと思う。

赤城山で雪山遊びができなくなる日がくるのだろうか。

それは、困る。大変、困る。

 

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数年前の大雪を思い出す。

あの年も暖冬で、2月中旬に2度続けて雪が降ったんだ。

あの時は子供たちが出場するスケートの大会で

長野から帰ってこられなくなり、本当に大変な思いをしたんだよね。

 

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数日前に、地元紙である上毛新聞で

赤城の氷結した大沼に閉じ込められた水泡について書かれた記事があった。

 

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アイスバブルと呼ばれるその気泡は、湖底から発生するメタンガスの泡が湖面にたどり着く前に凍りついてできる自然現象で、今年は雪が少ないため氷が鏡のようになりよく見られるのだとか。

 

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私たちにとって大変な自然現象も

地球にとってはクシャミかちょっと風邪をひいたぐらいのことで

 

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人は自分たちが住みにくくなると

それは問題だ、大変だと騒いでいるだけのことではないのかと

山をひとりで歩いていると考えてしまう。

 

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実は泳ぎが苦手な私。

沼を横断するなんて今日の今日まで思いもよらなかった。

 

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でも、この地球からの声のような現象を

見ておかずにはいられなかったんだよね。

 

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自分にできることって

きっと気休め程度にしかならないだろうけど

この年になって

丁寧に日々を過ごそうと決めて

そういうことが、本当に気休め程度にしかならないのかもしれないけれど

やっぱり

自然や家族に感謝して

日々を大切に生きていくことが

自分にできる唯一のことなんじゃないかと思うんだ。

 

 

 

 

 

 

 

<今日のルート>

 

 

 

 

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