2020/10/3~10/4
今年はまだ訪れていない八ヶ岳と、一度も張れていないソロテント。
この二つの想いを叶えるために選んだ場所は青年小屋のテント場。
観音平から登り上げ、今日の寝床を確保して
まずは編笠山へ!
ゴロゴロした岩場をピョンピョンと移動して
ふっと振り返ると明日登る権現岳と青年小屋。
2年程前から続いていた体調不良の原因がやっと判明して
体質改善を始めてから随分と調子が良くなった。
思うように身体が動く…なんてありがたいことだろう。
薄曇りだから眺望はあまり期待していなかった。
その予想は嬉しいことに見事にはずれ
目の前には南アルプスの山々が堂々と姿を現していた。
今年は行けなかった南アルプスだけど
その姿をここから見られたことが、とても嬉しい。
北アルプスや頸城山塊も。
北アルプスの中でも双耳の鹿島鑓は見分けられるようになった。
山座同定はまだまだ苦手だけれど、少しずつわかる山が増えていくのは嬉しいものだ。
そして、この御方も。
貴方に会えれば、どんな天気の山歩きだって大満足しちゃう ♪
缶ビールを買って、小屋前のテーブルで早々に夕飯のおでんをツマミながら飲み始め
同年代の横須賀からいらしたという小屋泊まりの男性と
山の事や家族の事などおしゃべりをして楽しい時間を過ごすことができた。
普段は長男にからかわれるほど人見知りな自分だけど
山はいつもとは違う自分が顔をのぞかせるような気がする。
先日、中秋の名月だったお月様は
この夜も朧月夜ながらテント場を煌々と照らしていた。
夜明けを待って権現岳に向かう。
昨日より厚みを増した雲に眺望は絶望的かと思われたが
富士山だけは静かに佇んでいた。
山頂へ向かうにつれガスは濃くなり、辺りは真っ白。
足元の紅葉がより鮮やかに感じられる。
もう笑ってしまうほど真っ白(^^ゞ
見たかった山頂の剱が見られたので、本日は満足!
楽しみは小分けがいいんだ(と、言い聞かせる)
いつの日か三ツ頭の方から再訪しよう。
テントを片付け、観音平への帰路へ着く。
苔にカメラを向けるも
もう少し光が欲しいなぁ…と思っていると
カラマツの森に陽が差し込んで
ようやく八ヶ岳に来たなぁと実感(笑)
光に誘われ雲海展望台からは往路とは違う森の中へ…
鮮やかな楓の紅葉に目を奪われた。
山も人も一期一会。
写真には残せなかったけど
すべての出会いに、送り出してくれた家族に
本日も感謝、感謝。
<今日のルート>
<体調不良について>
ブログ上でも幾度となく触れてきた体調不良。
たまたま目にしたネットの記事が自分の症状とぴたりとあてはまりました。
どうやら原因は腎臓機能が弱い自分が過度の糖質制限をしたことによって
低T3症候群に陥ったことが体調不良の原因だったようです。
私は医師ではないので、ここで専門的なことを安易に書くことは控えようと思いますが
もし、糖質制限をして体重の増加や体調不良に悩んでいる方は
一度疑ってみるといいかもしれません。