赤城のふもとから山歩き

赤城のふもとに居をかまえ、山や花や家族のこと。

谷川連峰 Retry成功! 雪の平標山

2020/1/30

 

 

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昨シーズン、単独松手山経由で攻めて途中撤退となった平標山へ

北関東わんぱくトリオ揃い踏みでRetry!

 

 

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前回の撤退を受けて、伊勢崎にある山とスキーの専門店で教わった冬季ルート

ヤカイ沢ルートは積雪量が少ない…

山ノ家経由の夏季ルートを勧める直近の登山記録を参考にした。

 

 

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雪質はすっかり残雪の春山のよう。

踏み抜きもがいて登っていくと御褒美のように連なる上越の山々の姿。

 

 

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歩き始めた時にはあんなに青空だったというのに

山ノ家に到着した頃には山頂に鼠色の雲が広がり始めていた。

 

  

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その雲の切れ間から差す陽の光が

時折、スポットライトを山頂に当て

晴天にはないドラマティックな風景を作り出す。

 

 

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幸い名物の爆風はまだおとなしい。

平標の頂に向けて再び歩き始めた。

 

 

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次第に強くなる風に立ち向かいながら無事に山頂へ。

諦めていた眺望に半ばやけくそになりながら「晴れろー!!!!」と叫んだ。

 

 

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すると、何かの意思が働いたのか

雲が激しく動き谷川連峰主脈の姿が浮かび上がる。 

 

 

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松手山への稜線も美しいが

本日これを進むには、あまりにも無謀だ。

  

 

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雄大で美しい仙ノ倉山の姿を見ながら

ピストンで戻る。

 

 

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もし、ソロだったら

今シーズンも途中で諦め、平標の頂に立つことはなかっただろう。

仲間たちの存在の大きさと感謝を胸に

登頂の喜びをかみしめ下山した。

 

 

<今日のルート>