赤城のふもとから山歩き

赤城のふもとに居をかまえ、山や花や家族のこと。

秋めく榛名富士を歩く

2019/10/27

 

 

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街路樹のハナミズキが紅葉し始めたので

赤城や榛名の山頂は秋深くなっているだろう。

どちらの山に向かうか家を出る直前まで迷ったが

シンボル的なピークでありながら

一度も訪れたことのない榛名富士を歩くことにした。

 

 

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行楽シーズンの週末ともなれば

伊香保や水沢は観光客の車であふれている。

裏ルートの林道でダイレクトに榛名湖畔へ。

薄暗い林道を抜け出ると青空に紅葉した山々が輝いて見えた。

 

 

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以前、息子たちがスケートのトレーニングで

10キロのおもりが付いたベストを着て榛名富士を何往復もしたという話を聞いていたので

なだらかな坂が山頂まで続いているのかと思っていたが

想像以上に急登だった。

邪魔なお肉のおもりを何とかしたいが、最近また体重が増えてしまう(._.)

 

 

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伊香保森林公園に「まゆみの原」という場所があるぐらいだから

榛名はまゆみの木が多いのだろうか。

赤い果実が割れオレンジ色の果実が顔をのぞかせる様は

まるで花が咲いているようだった。

 

 

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ロープウェイでも上がって来られるので

山頂は多くの観光客でにぎわっていた。

手早く昼食を済ませ、ゆうすげ元湯方面へ下山を開始。

 

 

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山頂の賑やかさがまるで嘘のように

森は静かだ。

 

 

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陽の光に透かされた葉々のグラデーションや

 

 

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ガマズミの赤い実

 

 

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時間がゆったりと流れてゆく。

 

 

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一羽のシジュウカラがカメラを向けると少し逃げ

かといって、姿を隠すほど逃げるというわけでもなく

しばらくの間、追いかけっこ。

 

 

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薄暗い森に差し込む陽の光は

またひと味違う秋の表情を見せてくれる。

 

 

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ゆうすげ湯本に出ると、ひと際鮮やかなモミジが出迎えてくれた。

 

 

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湖畔のほとりを歩きながら、途中で見晴らしの良い硯岩に立ち寄ろうと思っていた。

車道から再び森に入ってしばらくすると、雨が葉を打つ音。

雨仕度を整え再び歩き出したが、雨音はますます強さを増してきたので

途中で引き返すことにした。

 

森を出ると夕立のような激しい雨となり

公衆トイレの屋根下でしばし雨宿り。

 

 

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雨はすぐに小降りとなり

再び歩き始めた湖畔の喫茶店は、雨宿りをする観光客でいつにない賑わいとなっていた。

 

 

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駐車場に戻って来る頃には雲間から青空ものぞき

ほどなくして東の空には虹がかかった。


 

 

 <今日のルート>

 

 

フィルム写真録 『 佐渡旅行 』

 

 

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先日、フィルム写真の整理をしていたら佐渡へ家族旅行した時のものが出てきた。

おそらく撮った時もさほど何も考えずにシャッターを切っていて

写真を最初に見た時も「たらい船に乗ったねぇ」って感想だけだったと思う。

改めて見たら、何かいい写真だなぁって。

長男の頭を串刺しにしている水平線はいただけないけど

全体の構図とかTシャツのオレンジ色とか。

それにしても昭和っぽい写真…紛れもなく平成なんだけど。

 

 

 

 

甲斐駒ヶ岳と仙丈ケ岳 2泊3日テント泊

2019/10/8~10/10

 

1日目。

 

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谷川岳馬蹄形と並んで今年の大きな目標だった

甲斐駒ヶ岳仙丈ケ岳のダブル登山。

計画の段階では7月の予定だったが、天候不順によりなかなか実現できず。

加えてしばらく続いていた体調不良から

今年は無理かもしれないと半ばあきらめかけていた。

秋に入って標準コースタイムで歩けるまでに体調が回復し

次男の中間試験と英検が終わったこの週を逃したらチャンスはないと

家族に行ってきます宣言をした。

すると夫から週末台風くるぞと情報提供があり

月曜日に留守中の仕事を慌てて片付け

うわぁぁぁあっとパッキング!

翌朝5時45分、前橋を出発。

まずは、バス乗り場のある仙流荘まで4時間半のドライブ。

相変わらず、下道オンリー。

節約、節約。

 

 

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12時10分のバスに乗り、降り立った北沢峠は小雨が降っていた。

フジアザミ(富士薊)と美しい紅葉に囲まれた長衛小屋のテン場で

茨城から来ていた御夫婦とおしゃべりをしながら早めに夕食を済ませ

早々に寝袋に潜り込んだ。

 

 

 

2日目。

 

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山に来たときは目覚ましをセットしなくなった。

セットした時間よりも大概早く目を覚ますからだ。

この日も予定の4時少し前に起きだし外の様子をうかがうと

頭上には満天の星空。

やったね! 天気予報通りだ。

 

5時45分、甲斐駒ヶ岳に向けて出発。

森の中はまだ薄暗い。

自然が創り出したロックガーデンの脇を抜け仙水峠に出ると

冷たい風が力強く吹いていた。

レインウエアの上着を素早く羽織りながら

山頂も風が強いのだろうかとこれから登る駒津峰の方を見上げた。

 

樹林帯を歩き出すとすぐに暑くなり

せっかく着たレインウエアを脱ぐ。

今日はまめに上着の調整をしないと風邪をひきそうだ。

身を置く場所によって体感温度がまったく違う。

 

途中、展望の良い場所で振り返ると富士の姿!

年配のベテラン山屋さんがアサヨ峰を指さし

昔、あそこで雷鳥を見たと話してくださった。

南アルプス雷鳥は一時危機的な状況まで生息数が減っていたが

近年、徐々に回復しつつあるそうだ。

 

 

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駒津峰から晴れわたる空の下にアルプスの峰々がぐるりと見渡せた。

遠く雲海に浮かぶ北アルプス槍ヶ岳の姿も確認。 

 

 

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仙水峠で心配した風は取越苦労だったようだ。

穏やかな心地の良い風が時折顔をなぜてゆく。

 

一つ一つの岩が大きく

あと10センチ手足が長ければどれだけ楽だろうかと思いつつ

前を行く人を追いかけながら直登コースを進んだ。

 

 

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思ったよりおっかねぇと言いながら振り返った前を行く男性に

お先にどうぞと言われたらどうしようかと思ってましたよと笑いながら答えた。

途中の休憩で四季折々の尾瀬の素晴らしさで話が盛り上がり

なおかつ同じ年とあって

46年コンビで一緒に山頂を目指した。

 

山頂手前で直登コースを下ろうとする老夫婦。

先を進もうとする奥様を旦那様がやめようと止めている様子だった。

自分もまだまだ未熟者なので

あまり他の人の山行に口は出さぬようにしているが

このコースを下るのはなかなか大変なことが予想され

迷っているなら止めて巻き道を下った方がいいですよと伝えた。

しかし、奥様はずんずん先に進んでいく。

旦那様は「やめなさいって!死ぬよ!」と穏やかながらも強い口調で訴えていた。

伝えるべきことは伝えた。

私は彼らの技量を知らない。

だから、この先は自己判断だ。

そう思って私たちは山頂へ向かった。

しかし、あの御夫婦は無事だったろうかと

ずっと頭から離れない。

 

 

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山頂は大パノラマが広がっていた。

一緒に直登コースを上がってきた男性とハイタッチ!

周りの人々がそんな様子を優しく笑いながら迎えてくれる。

山頂にいる人々とふっと繋がる穏やかな一体感。

 

 

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南アルプスといえば山深い印象だが

甲斐駒ヶ岳の山頂から眼下に広がる街がとても近く感じられ驚いた。

八ヶ岳が長い裾野を広げ、まるで街を抱いているかのようだった。

 

 

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去年歩いた鳳凰三山

天を指さすように突き出した地蔵岳オベリスクが遠くからでもはっきりと確認できる。

あの場所から来年は登りたいと思いを馳せた頂に今立っていると思うと

胸に込み上げてくるものがあった。

 

 

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父からもらった非常食用の五目御飯を食べた。

ちょっと量が多いかな…と登る前は心配して

残してもいいようにジップロックに入れてきたが

もうお腹ペコペコで(笑)

爆速で完食!

 

 

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紺碧の空に白く輝く甲斐駒山頂に後ろ髪をひかれながら

また来るねって別れを告げる。

 

 

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最後まで行くか迷った摩利支天を

次に来る楽しみに取っておこう。

 

 

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巻き道ルートは黄葉のトンネル!

 

 

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紅色は刺し色を効かせて…

 

 

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バイバイ、甲斐駒ヶ岳

 

 

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近づくときはモドカシイほどゆっくりなのに

離れていくときはセツナイくらいあっという間。

 

 

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帰りのルートは双児山から北沢峠に下る道。

その双児山の先には、明日歩く仙丈ケ岳

 

 

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駒津峰から直登コースを御一緒した男性と再び一緒に歩くことになった。

お互いの子供たちが男の子ふたりだったり

学生時代に経験したバブル崩壊の話だったり(笑)

同じ年だと話題に事欠かない。

 

そして

この方、なんとソムリエ!

下山しながらワインの美味しい飲み方など楽しい話をたくさん教えて頂き

来月、成人を迎える長男にワイングラスのプレゼントもいいなと思い

いろいろ相談にも乗っていただいた。

何の分野も秀でた知識をを持っている人の話は面白い。

 

 

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バスに乗る男性に北沢峠でお別れとお礼をのべて

私はテン場へ戻った。

 

長衛小屋から鍋を抱えた人が出てきた。

もしや、それは! おでん、ですか!?

そうそう私もそれが楽しみのひとつでした(´▽`*)

ジェットボイルに入れて頂いたおでんをあっつあつに温めて

まずは、生ビール ♪

そして、ソムリエさんから頂いたワイン ♪

 

隣り合わせた奈良から来ていた男性がよく訪れているという

憧れの大峯奥駈道の話を今度は聞きながら

山がくれた楽しい出会いに感謝した。

 

テントに戻ると、茨城の御夫婦も戻って来ていた。

甲斐駒ヶ岳で奥様が思いのほか疲れてしまったことや

仙丈小屋で1泊してから下山の予定だと天候の悪化も考えられ

明日の仙丈ケ岳は取りやめたとのこと。

岩や沢登りもするという御主人の的確な素晴らしい判断だと思った。

奥様にとって頼りがいのある存在に違いない。

 

 

3日目。

 

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夜は前日よりかなり冷え込んだ。

朝、フライシートにはしっかり霜がついている。

今日はバスの時間に気をつけなければならない。

チゲ雑炊で体を温めて

戻って来てから撤収が素早くできるようテント内を片付けた。

 

今日も素晴らしくいい天気。

朝陽を浴びる北岳を見ながら森の中を歩き始めた。

 

  

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昨日歩いた甲斐駒ヶ岳よりナナカマドの木が多いようだ。

5合目となる大滝ノ頭で紅葉を眺めながらひと休憩。

 

 

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森林限界を超えると山々の先に槍ヶ岳

 

 

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そして、富士。

 

 

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小仙丈尾根を歩きながら7月の谷川馬蹄形を思い出していた。

見上げた山頂が段々あの大変だった武能岳に見えてきた。

しかし、今日は身体が軽い。

足がリズムよく前に出るのが自分でもよく分かった。

 

 

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富士山のパワーを借りたかな?

 

 

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仙丈ケ岳から見る鳳凰三山は、去年歩いた稜線がよく見える。

 

 

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見事なダブルカール!

 

 

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昨日の甲斐駒ヶ岳

歩いたルートを目で追って、我ながら人間の足ってすごいなぁと感心する。

ありきたりだけど、一歩一歩が確実に山頂へつながっているんだ。

 

 

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山頂、捉えたり!

 

 

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ナンバー1とナンバー2。

ここから見る北岳の姿がシャープでかっこいい。

前回は見られなかった北岳山頂からの富士山もいつか見てみたいもののひとつ。

 

 

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仙丈ケ岳に登頂。

今年の目標がまたひとつ達成できた。

いろいろ悩みの多い夏だった。

それでも自分の体の変化に逃げずに向き合えたと思う。

体調を崩して、再び歩けない日がくるかもしれない。

でも、そんな時だって1歩1歩だ。

歩いてきた道が自分自身。

 

 

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八ヶ岳の左奥に見えるのは、浅間山かな?

 

 

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子供たちが幼かった頃、家族でテン泊登山した木曽駒ケ岳

あの時はテント装備を夫が担いで、次男は私が背負って歩いたっけ。

 

  

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自宅まで下道で帰る予定だから、できれば3時のバスに乗りたかった。

だから、大仙丈ケ岳は次に取っておくことにした。

次回は仙丈小屋に泊まって日の出を山頂で迎え、大仙丈まで歩こう!

そう、楽しみは小分けに ♪

 

 

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たおやかな丸みを帯びた優しい表情の尾根に道が伸びていて

その丹渓新道を歩く人の姿を羨ましく見送った。

次回は、あのルートを下山ルートにしたい。

今日はテント撤収の時間も考え最短ルートをピストンで引き返す。

 

 

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バスの時間が…

テント撤収が…

と思いながら、ついつい道草をしてしまうのはいつものこと。

 

 

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だってアオノツガザクラ(青ノ栂桜)が、まだ咲いているんだもの。

 

 

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紅葉越しの富士山。

 

 

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車に乗り込み、眠くなったり渋滞したら休もうと運転しだしたが

興奮冷めやらぬ状態だったのか一度も睡魔に襲われることもなく

また、何故か渋滞に捕まることもなく

結局そのまま自宅まで4時間ノンストップで帰ってきた。

 

ただいまと玄関を開けると

次男から「お風呂入ってるよ~」と声がかかり

お風呂から出てくると夫が煮込みうどんを夕飯に作ってくれていた。

できすぎ!

 

そんな家族と山と出会いに

本日も感謝、感謝! 

 

 

<本日のルート> 

 

 

 

 

スピンオフ 長男の旅 ~19歳、秋 四国~

2019/9/12~9/20

 

台湾へ一緒に行った友人と今年の夏休みは四国を回ることにした。

社会人になるとできない旅がしたかった。

祖父が乗っていたミラージュにテントとかカセットコンロとか積み込んで

倉庫に眠っていたルーフキャリアバックはシーリングがボロボロで

雨を全く防いでくれなかたけど

ほとんど家にあったもので間に合ったから助かった。

 

 

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大阪国際空港

 

長野廻りで大阪へ。

ナビが古くて、京都の大山崎JCT名神を走り続けなければならないのに

京都縦貫通道に乗ってしまい

大原野ICで降りて下道で空港へ向かうことになってしまった。

この後も、このナビには悩まされ続ける。

前橋を出て10時間。

 

 

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神戸ポートタワー

 

空港の近くの銭湯で寝ようと思ったら、車中泊禁止の看板。

とりあえず前に進みながら休める場所を探していたら

神戸まで来てしまった。

そのまま駐車場で仮眠した。

 

 

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明石海峡大橋を渡って淡路島。

これは、友人が撮った写真。

 

  

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大鳴門橋を渡って四国入り。

渦潮観測船に乗る。

 

 

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四国八十八ヶ所1番札所 笠和山 一乗院 霊山寺

室戸岬まで移動してテントを張った。

 

 

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高知市の「ひろめ市場」でかつおのたたき丼。

ニンニクが乗っていて、うまい。

 

  

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仁淀ブルーで知られる「にこ淵」。

俺の写真はブルーになっているのか?

人が多くて写真を撮るのが大変だった。

 

 

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ご当地ラーメンが食べたくて入ったラーメン屋。

実は関東にもあるチェーン店だった…

 

 

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ラーメン食べて、今夜のお宿は四万十川キャンプ場。

無料!

田んぼではない。河川敷。

友人が撮影。

 

 

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見たかった沈下橋

川遊びをしようと海パン履いて向かったら

前日に事故があったらしく警察車両がいっぱいで、完全に場違いな雰囲気。

おとなしく退散した。

 

 

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四国カルスト

 

 

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映画「天気の子」を見た後だと、光芒にカメラを向けたくなる。

 

 

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この日は一日ここ。

理由は天の川が撮影したかったから。

この旅一番のお気に入り写真。

 

 

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愛媛の松山市、坊ちゃん列車。

坊ちゃん列車を見たらストーリーを思い出すと思ったら

まったく覚えておらず。

 

 

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昼飯は豪華に鯛めし、1000円強!

 

 

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デザートは坊ちゃん団子。

 

  

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道後温泉の夕景。

 

 

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目標はキムチチゲ鍋。

結果は、牛肉(もらいもの)は煮込みすぎてまずいし

味も薄くていまいち。

 

 

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しまなみ海道で自転車をレンタルしてサイクリング。

大島で ご当地ソフト。名前失念…レモンじゃない方。

みかんミックスだったかな?

 

 

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日本のウユニ塩湖と呼ばれる香川県三豊市の父母ヶ浜。

ウユニ塩湖らしさはまったく出せず。

 

 

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四国を出る前に讃岐うどん2件ハシゴ。

地元の人に教わった店は閉まってた。 

 

 

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金毘羅山。

奥社まで行こうと思ったら、歩いても歩いてもつかず

すれ違った観光客に聞いたらまだ1/3。先は長く、やめた。

ちょっと心のこり。

 

 

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京都でユースホステルに泊まった。

ずっと続いたテント泊の「張る⇔撤収」から解放され、楽園だった。

京都大学の学食で昼食。

京都大学はやっぱり変人の集まるところか?

面白そうなキャンパスだ。

 

来春、卒業。

友人とは別の進路を進む。

1年から同じクラスで学科は違ったけど

何だかんだ5年間ずっと仲が良かった。

俺もマイペースだけど、ヤツもなかなかだ。

だけど、一度もケンカしなかった。

一緒に楽しい旅ができてよかったと思う。

 

 

八ヶ岳 ほんのり秋色の蓼科山

2019/9/26

 

 

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しばらくぶりに八ヶ岳へ向かうことにした。

日帰りならどこにしようかと考えた時、真っ先に浮かんだのが蓼科山だった。

こんな時は、きっと山に呼ばれている。

ほら、天気予報もバッチリだ。

 

 

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蓼科山をじっくり味わえるコースを探そうと「山と高原地図」を広げる。

周回できそうなコースのルート状況をネットで調べていると

竜源橋からのコースは他の登山口からのコースタイムに比べれば長くなるが

景観は優とも劣らないとある。

これで決まりだ。

 

 

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蓼科山登山口の駐車場には既に数台の車が停めてあったが

竜源橋登山口のそれには私しかいなかった。

登山口から入ってほどなく八ヶ岳らしいシラビソと苔の森。

朝の光が差し込み森が生き生きとしてくる。

頬にあたるひんやりとした空気

鳥たちのさえずり

何てすばらしい朝なんだろう。

 

 

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ケーン

突然、静寂を破る甲高い鳴き声が森の奥から響く。

その先に目をやると鹿たちがぴょんと飛び跳ねて走り去っていくのが見えた。

 

 

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森を抜け天祥寺原に出ると左手にこれから向かう蓼科山の姿。

まさに雲一つない秋晴れの空に見事な景観だ。

 

 

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見上げれば、青空に輝く黄葉。

 

 

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天祥寺原からゴロゴロと大きな石の涸沢を登りつめ

蓼科山荘からさらに大きくなった岩をガシガシと両手につかみながら登っていくと

あっけにとられるほど広大で開放的な山頂に出た。

 

 

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八ヶ岳最高峰の赤岳などが連なる山々の先に南アルプス

今年は天候の影響で山行予定がすっかりずれ込んでしまい

計画していた甲斐駒ヶ岳仙丈ケ岳に行けないでいる。

来月、行けたらいいのだけれど…

 

 

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ランチポイントを決め、パンをかじりながら北アルプスの山並を眺めていると

雲間から槍ヶ岳が顔をのぞかせてくれ

パンを口にくわえたまま慌ててカメラを構える。

 

 

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後ろ髪をひかれつつ、下山開始。 

 

 

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また、来るよ。

 

 

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下山は苦手なザレ場の下り。

私の足はさらに亀のような歩みになる。

時々御褒美のように訪れる緩斜面の森に癒されながら

後ろから幾人もの人に抜かされつつ

あわてなーい、あわてない。

 

 

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ふと視線の先に赤い実をたわわに付けたガマズミの木。

 

 

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初夏には白い花で楽しませてくれたね。

 

 

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食欲旺盛な虫たちよってレース状になった葉から陽の光がこぼれ

透かした黄葉のグラデーションにしばし歩をとめる。

 

 

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蓼科山登山口に出た。

八ヶ岳の魅力をぎゅっと詰め込んだような素敵な山だった。

天祥寺原から大河原峠に抜け双子池や亀甲池めぐりも楽しそうだ。

いつか歩いてみよう。

 

 

 

<今日のルート>

 

 

 

 <メモ>

Photoshopで写真を編集した後、別名で保存しようとしましたがブログ用に圧縮するPNGの選択項目が表示されずに困りました。

今回の原因はファイルの種類が普段と違っていたためとわかり、ファイルの種類をJPEGに直して保存したところ無事PNGの選択項目が表示されました。

 

 

 

  

小浅間とCaféと素敵なアート展

2019/9/22

 

 

はてなブログでお知り合いになった植物画家はんなさんの

ボタニカルアート展が軽井沢のCaféで開かれている。

 

私は小学3年生くらいまで入退院を繰り返したり運動制限があったこともあり

絵を描いたり、本を読んで過ごすことが多かった。

佐藤さとるさんの本が特にお気に入りで

村上勉さんに憧れて、夢は絵本作家だった。

彼の絵は躍動感と繊細さが協調し合い

いつまでも時間の経つのを忘れて本の隅々まで眺めていられた。

 

花鳥図鑑も写真ではなく手書きで描かれているものが好きだ。

細部まで描きこまれた被写体は

写真よりも正確に実態を表している。

 

そんな私にとって、はんなさんは

子供の頃の憧れにも似たような存在なのだ。 

 

  

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ヤマハハコ(山母子)。

この花びらは、いつみても繊細なペーパークラフトのよう。

 

 

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朝目覚めると前橋では青空が広がっていて

Caféのオープンは午後1時からなので

その前に以前計画したままだった小浅間山信濃路自然歩道で白糸の滝まで歩くことにした。

しかし、うっかり入り込んでしまった有料道路「白糸ハイランドウェイ」は大混雑…

駐車する峰の茶屋に辿り着く頃には白糸の滝に向かう気力は萎えてしまい

見上げた小浅間山頂部にも雲がかかり、浅間山の姿を望むことも叶わなそうだ。

しかし、こちらのルートはその分静かに歩けそう…

積雪期にスノーシューハイクに来たいと思っていたこともあり

下見も兼ねて小浅間へ向かう。

 

 

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山頂部が近づくにつれ、木々はなくなり火山帯特有の砂礫とガレ。

そのやせた土地一面に広がる白く瑞々しい輝きを放つ地衣類に心惹かれた。

 

誰もいない白い霧に包まれた中で

その白い世界をしばらく観察していると

そこはまるで小さな宇宙のようにも感じられる。

 

 

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帰宅後、苔の名前を調べていると

この写真左下に小さな赤い花のようなものが写っている。

もしかして、イオウハナゴケかな?

 

 

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そういえば小学生の時、夏休みの自由研究で苔の標本を作ったな…

学校に持っていく頃には干からびちゃって

先生にすごく怪訝な顔をされたことを思い出した。

 

苔も魅力的だけど、はまるとますます先に進めなくなりそうだ。

 

 

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咲き残りのシモツケ

 

 

軽く歩いたくらいなのに、車に戻ってザックをおろすと

意外なほど汗をかいていた。

この後Caféに行くのに大丈夫かな…くんくんと自分の匂いを確かめる。

たぶん…大丈夫(^^ゞ

そう自分に言い聞かせたものの

はんなさんに会ったらどうしよう…

ドキドキしながらCaféの扉を開けた。

 

大好きなマンデリンの珈琲とパンケーキを注文し

店内の絵を見て回りたいのですがいいですか?と伺った。

優しそうな女性がはんなさんの知り合いかと尋ね

ブログで知り合った旨を伝えると

メッセージがありますよとクルマユリの絵の下まで導いて下さり

渡せて良かったわと微笑んだ。

 

直接お会いすることはできなかったけれど

はんなさんの温かい言葉で、今まで以上に彼女を身近に感じられた。

 

デッキの巣箱にやってくるヤマガラシジュウカラなどの野鳥が

次々と出たり入ったりする様子を見ながら

珈琲とパンケーキを頂き

店内が少し落ち着くのを待って、はんなさんの絵を見て回った。

 

パソコンの画面で見た時よりも

実際の絵を間近に見るとより繊細で

特に葉や花びらの丁寧に仕上げられた濃淡は

作者の自然に対する深い愛情をも感じさせた。

 

 

 

 Café:カフェ・ル・プティ・ニ 3 

    南軽井沢1398-457

    13時~19時   火・水 休み

 

ボタニカルアート展:9/14~9/29

 

 

 

 

 

 

 

赤城 地蔵岳から長七郎山

2019/9/15

 

 

今月末に行われる自転車レース「赤城ヒルクライム」の試走がしたいと次男が言うので

ビジターセンターで彼をピックアップすることにした。

自転車での下りは危険が多いので、いつも帰りは自転車を積んで降りることにしているのだ。

 

 

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せっかく赤城山に来て、ただ次男を待つだけというのももったいなく

久しぶりに大洞から地蔵岳にあがった。

 

今、長男は学校の友達と車にテントを積んで四国を回っている。

その紀行記事は後程スピンオフで上げる予定だ。

実は次男も夏休み中に一人旅を2回した。

しかしながら、ついぞ記事を書いてはくれなかった。

こちらは、なかなか手強い相手なのだ。

 

やりたい分野が定まらないのか医療系、農学系、建築系と

まったく違う分野のオープンキャンパスに参加し

夏休みが終わるころに何か決まったかと尋ねたところ

自分が大学に行きたいというのはわかったと答えが返ってきた(笑)

そこか~いと、ツッコミを入れたが

いやはや器がでかいのか、単なるのんびりなのか…

 

次男は幼い頃から蕎麦打ちとか料理をするのが好きで 

私がひとつの選択肢として提案した手に職をつける道についても

彼は魅力を感じていたらしい。

 

自分が何をしたいのかよくわからないと言っていたが

ともあれ、何となく方向性は見出せたようだ。 

 

 

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そうと決まれば勉強にもやる気がでる…

なんてあの次男には通用しない。

 

と思っていたが

 

 

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2学期に入って

そろそろ俺やらないとまずいと思うんだよねと言い出した。

私はあと半年はやらないだろうと思っていたから

何があったのかと驚いた。

 

活字中毒の彼らしく何でもラノベに影響を受けたようで(笑)

きっかけは何にせよ、自分でやる気になってくれてよかった。

 

地蔵岳から長七郎山を経て

ビジターセンターの駐車場でうたたねをしながら待っていると

汗だくになった次男がやってきた。

 

1時間30分ほどで上がってきたらしい。

去年の試走では1時間15分くらいだったが

途中で膝が痛くなってペースダウンしたそうだ。

心肺機能はまだ全然余裕だったのになぁと不満気だ。

 

 本番まで、まだこれからだ。

 自転車も進路も応援してるよ。

 

 

 

<今日のルート>