2021/10/3
芳ヶ平を一緒に歩いたgardenia0さん。
夏の尾瀬ヶ原のツアーに参加したものの天気に恵まれず消化不良だったとのこと。
秋の尾瀬もいいですよとお誘いして行ってきた。
子供たちのスケートがご縁で、かれこれ10年のお付き合い。
長男も気心が知れた方ということで一緒に3人で歩くことした。
長男の挑戦した大学院の合格も一緒に喜んでくれ
幼かった子供たちの思い出話などおしゃべりしながら
青天の秋空のもと楽しい山時間。
長袖Tシャツ1枚でもちょうどいい。
歩いていると、軽く汗ばむくらいだ。
それでもそよそよと吹く風はひんやりとしていて
陽を浴びた干草のような秋の匂い。
実は、霜の降りる時期にまた来ようと話していた
いつもの撮影ポイントに鹿よけのネットが2重3重に張られていて
今年の撮影は無理かなぁって思う景色になっていて
あの時撮った写真が貴重な写真になったねという長男の言葉に
無性に寂しさを感じて、ちょっとショックだったり…
予定の時間よりいいペースで歩けたので東電小屋まで足を延ばしてみた。
おそらく30年近くぶり(笑)
ほぼ記憶に残っていなかったけれど、とってものんびりした場所で
この小屋から俯瞰するような景色が
宮沢賢治の物語のような世界感があって
あらためていい場所だなぁとほのぼのした気持ちになれた。
その東電小屋前の木の下で素敵な御夫婦。
おふたりの間でゆったりと流れる時間が何だかとても見ていて微笑ましく
来春、長男が家を出て夫と二人暮らしが始まるけれど
こんな風に暮らしていけたらいいな…と。
また夫を山に誘ってみようか…
どう?
さて、そろそろ帰りましょうか。
鳩待峠までがっつり登り返しですよ(笑)
往きで見かけた歩荷のお兄さん。
重い荷物を降ろしての帰り道。水場でひと休憩。
ご苦労様です。
<今日のルート>
左上に鹿よけの柵…
また、こんな風景が見られるといいな…(._.)