2021/11/11
栃木県は、亡くなった父の故郷。
さと姉に栃木のいいなって思うお山を紹介して欲しいとお願いして
明神岳と鶏頂山を縦走することになった。
登山口に向かう車窓から見えた景色も
さと姉が話す栃木訛りも
懐かしい記憶を呼び覚ます。
紅葉のピークは「もみじライン」。
山の上はすっかり初冬の気配。
最近はすっかり体調が好くなり
浮腫みも落ち着いてきたので嬉しいけれど
脚の浮腫みが取れたら靴が少々大きくなってしまった。
靴下で調節しなくっちゃ。
腎臓が弱く、体調が悪くなると浮腫んで体重が一気に増加する。
子供の頃は入退院を繰り返していたけれど
病気というより、遺伝性の体質だという結論になった。
運動制限や食事制限は解除され
それは同時に、治ることはないという宣告。
自分で体調を見ながら、一生向き合って行くしかない。
体型の事をイジってくる人は、そんなことは知る由もなく
ガハハハッと笑い飛ばせることも多いけれど
さと姉に思わず、愚痴ってしまった。
せっかくの山歩きだったのに、ちょっと反省(._.)
2021/10/31
久しぶりにアヤちゃんと山歩き。
黄金色に染まった玉原湿原を抜け
まずは、一度聞いたら忘れなさそうな尼ヶ禿山(あまがはげやま)へ。
山頂からずーーーっと先まで紅葉の森が続いていて
その紅葉の海の中を泳いで迦葉山まで(´艸｀*)
スライドした男性が「いいところですね」と笑顔でおっしゃって
そうなんです。そうなんです。と何度もうなずいた。
ここのブナの森は本当に素晴らしい。
玉原湖には紅葉が映り込んで、これまたよろし。
下山後、晴れた。
お山あるある。
しばらく体調や気分がすぐれず
今日は久しぶりの山歩きになったアヤちゃん。
そういうお年頃だよね、私たち。
そんな時は、ゆっくり行こうよ。
ゆったり笑おう。
＜今日のルート＞
2021/10/22
足首を捻挫してリハビリ中のさと姉と
のんびり晩秋の志賀山歩きをと思っていたが
すっかり冬景色…浅間山も初冠雪したしね。
くもり予報だったから青空も嬉しいサプライズ。
歩き初めて間もなく渋池でリフレクションと湖霧…
最高の歩き出し！
今シーズン初の雪踏み。
なごりの紅葉と雪の美しい共演に心も弾む ♪
私は三人兄弟の末っ子。上ふたりは兄。
こんなお姉さんが欲しかったなぁ…って思わせてくれるさと姉は
一緒に歩いているだけで安心感を与えてくれるような人だ。
そして、とってもチャーミングで可愛い人。
裏志賀山から碧く輝く大沼池。
最初はガスでよく見えなかったけれど
晴れろーーーーって叫んだら姿を現してくれて
あれ？私、なんか力を手に入れました？
というのも、大沼池でも到着時はガスガスで
同じように晴れろーーーーって叫んだら雲が割れて青空が広がり…
四十八池に到着した時も真っ白な空だったのに
まさか３度目はないよね～と言いつつ
晴れろーーーーー！と叫んだら青空が…
言った本人が一番びっくり(@_@)
それとも、志賀山にそういうパワーがあるのかな？
そうだ！きっとお山からさと姉へのBirthdayPresentだね！
＜今日のルート＞
2021/10/9～10/10
紅葉の涸沢に行きたい。
いつもながらストレートな長男からのリクエスト。
週末は曇り予報だったのに、さすがは晴れ男。
３年前の修学旅行の時も台風直撃の予報が、快晴だったものね。
以前、家族で徳澤にテント泊をしに来たときは
長男が６歳、次男は３歳くらいだったかな…
木の枝を持ってあっちこっち走り回って。
長男が担いでいるザックは、あの時夫が担いだ物だ。
あの頃は、テントに食料に夫が一手に引き受けてくれて
風景を撮るためのカメラは持たなかった。
あのお父さんが？って長男は驚いていたけれど、
君もいつか父親になったら、わかるよ。
子育ての時期って、本当にあっという間。
そんな貴重で大切な時間だったから、我慢も我慢だって思わなかったし
夫も同じ気持ちだったと思う。
Specialな時間の過ごし方だったんだ。
成人式はスーツも吊るしの就活に使えるものだったし
頂いたお祝いは海外でも旅してきたらって渡したけれど
結局、行けずにいる。
若いうちの旅は、歳を重ねてからする旅とは違って
本当の意味で人生の糧になった。
だから、このコロナ禍で若い人たちは
想像以上に苦しい思いを抱えていることだろう。
命を守る行動を…それは、大事なことだけれど
卒業旅行も文化祭も引退試合も
きままな一人旅や仲間との旅も
将来のこととか語り合って朝まで飲みあかしたりとか
以前はあたり前のようにできたことができない辛さって
若い人の方が大きいんじゃないのかな…
涸沢にも大学生らしきグループがいくつも来ていて
若い人たちが生き生きとしてるってやっぱりいいなぁと。
そんなことをしみじみ思うのは、自分が年をとった証拠かな(笑)
長男は念願のモルゲンロートも見られ満足な様子。
今回のミッション、無事クリア！
次こそあの北穂へのルートを歩くぞと決意。
いい山時間が過ごせた。
今度は夫が長男と出掛けたがっているに違いない。
犬たちの世話係はお任せあれ。
＜今回のルート＞
2021/10/3
芳ヶ平を一緒に歩いたgardenia0さん。
夏の尾瀬ヶ原のツアーに参加したものの天気に恵まれず消化不良だったとのこと。
秋の尾瀬もいいですよとお誘いして行ってきた。
子供たちのスケートがご縁で、かれこれ10年のお付き合い。
長男も気心が知れた方ということで一緒に３人で歩くことした。
長男の挑戦した大学院の合格も一緒に喜んでくれ
幼かった子供たちの思い出話などおしゃべりしながら
青天の秋空のもと楽しい山時間。
長袖Ｔシャツ１枚でもちょうどいい。
歩いていると、軽く汗ばむくらいだ。
それでもそよそよと吹く風はひんやりとしていて
陽を浴びた干草のような秋の匂い。
実は、霜の降りる時期にまた来ようと話していた
いつもの撮影ポイントに鹿よけのネットが２重３重に張られていて
今年の撮影は無理かなぁって思う景色になっていて
あの時撮った写真が貴重な写真になったねという長男の言葉に
無性に寂しさを感じて、ちょっとショックだったり…
予定の時間よりいいペースで歩けたので東電小屋まで足を延ばしてみた。
おそらく30年近くぶり(笑)
ほぼ記憶に残っていなかったけれど、とってものんびりした場所で
この小屋から俯瞰するような景色が
宮沢賢治の物語のような世界感があって
あらためていい場所だなぁとほのぼのした気持ちになれた。
その東電小屋前の木の下で素敵な御夫婦。
おふたりの間でゆったりと流れる時間が何だかとても見ていて微笑ましく
来春、長男が家を出て夫と二人暮らしが始まるけれど
こんな風に暮らしていけたらいいな…と。
また夫を山に誘ってみようか…
どう？
さて、そろそろ帰りましょうか。
鳩待峠までがっつり登り返しですよ(笑)
往きで見かけた歩荷のお兄さん。
重い荷物を降ろしての帰り道。水場でひと休憩。
ご苦労様です。
＜今日のルート＞
左上に鹿よけの柵…
また、こんな風景が見られるといいな…(._.)
2021/9/19
10月に長男と北アルプスへ行くことになり
久しぶりに山を歩く長男の足馴らしを兼ねて赤城山の荒山を歩くことにした。
コロナ禍で新たな登山ブーム？
姫百合駐車場は連日大混雑との情報もあり、小沼側から歩く。
やはり今年は雨が多いのか…いつもは干上がっている血の池に水がはっている。
実は水がある姿を私も初めて見た。
赤城山には秋の訪れ。
青々しい夏の姿から、ほんのりと暖色を帯び始めている。
やらなきゃ一生後悔すると思うと言っていた長男の挑戦は
無事に実を結び、来春から京都に住むことになった。
合格のお祝いに、夫から譲り受けたカメラ。
写真を撮り始めた頃は、夫からも私からも散々ダメだしされて(笑)
最近は自分らしい視点で作品を生み出し始めたね。
荒山から戻って小沼でひと休憩。
対岸に一本だけ赤く染まった木が撮ってくれと言わんばかりにあるではないか。
長男が頭を抱えて、悶絶…
マウントアダプターを忘れ、持ってきた望遠レンズを取り付けられなかったらしい。
やっぱり、まだまだやね(笑)
こらこら、水切りしてごまかすな！
＜今日のルート＞
