2022/7/24
白毛門の沢登りを前日にキャンセルしなければならなくなったけれど
すっかり気分は山モード。
主脈の途中まで足を延ばそうと、朝4時半に谷川岳の西黒尾根に取りついた。
ガスで景色は真っ白だけど、こんな日は花たちの色が鮮やかだ。
昨日の雨の水滴を抱いた草花は生き生きといている。
岩場を汗だくになりながら登り、一息つこうと顔を上げると
岩の上に一羽の野鳥が留まっている。
イワヒバリかなと思いつつ、シャッターを切った。
帰宅後、写真を確認してみると何となく違うようだ。
ビンズイかな?
はじめましてだったかも(*´ω`*)
イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)
キンコウカ(金黄花)
肩の小屋から主脈へのルートへ出てみると
行く先に時々こちらを振り返る可愛らしい鳥の姿。
帰宅後、なかなか鳥の名前が判明せず苦労したが
羽根の先の黒さと顔の面影で…もしや!
ウソの幼鳥。
わかってなおのこと出会いの嬉しさが込み上げてきた。
主脈もガスの中…初めて歩いた時もこの辺りはガスで。
二度目は赤谷川本谷からヘロヘロになりながら上がってきたから景色をあまり覚えていなくて(笑)
今日も見られないか…って半ばあきらめていたけれど
ありがとう!
もう少し歩こうか悩んだけれど、今日はここが私のピーク。
ジョウシュウキオン(上州黄苑)
その名のとおり上州地方の特産種。
クルマユリツインズ ♪
オジカ沢ノ頭近くまで戻ってきて振り返る。
今なら1日で主脈を歩ききれるかな…ちょっと挑戦してみたい。
でも、やっぱりじっくり歩きたい気もする。
紅葉の季節なんて、きっといいだろうなぁ…写真ばかり撮って前に進めないかも。
ミヤマシグレ(深山時雨)
ハクサンボウフウ(白山防風)はハナアブたちに大人気。
何フウロだったけなぁ…なかなか出てこない名前。
困ったときはミヤマかハクサンを付けてみると意外とヒットする。
おかげでハクサンフウロはすぐに思い出せた。
以前見たもう一つのフウロは何だったかなぁ…
しばらくして名前を思い出そうとしていたことも忘れたころに
突然、名前が降ってきた。
そうそうグンナイフウロだったね。また、会いたいな。
このエンドレス的思考回路もソロならではの楽しみかも。
やっぱり、いいなぁ…谷川の主脈!
<今日のルート>